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【プロジェクトのはじめかた④】フィールドワーク編

前回は、様々なフェーズで欠かすことの出来ないユーザーの声。アイデアを形にするための一歩を踏み出すインタビューにどう取り組んでいくかをご紹介しました。

初回の振り返りはこちら

今回は、インタビューなどを通じて可視化された想定ユーザーの課題について、フィールドワーク編と題し、実際に現場に入り込んで学びを得にいきます。

アイデアをベースに課題を現場に確認しにいこう
<フィールドワークプロジェクトの具体的なアクションアイテム/マイルストーン>

・ソリューション(アイデア)の確認・・・1W
・「現場」探し・・・2~4W
・ジョブシャドウイング・・・5~6W
・インタビュー設計・・・7W
・インタビュー実施・・・8~9W
・カスタマージャーニーマップを更新する・・・10W
・ロジックツリーを更新する・・・11W
・ソリューションを更新する・・・12W


プロジェクトに入る前にソリューションを共有しよう
<今週のアクションアイテム>
・ソリューション(アイデア)の共有
・想定しているカスタマージャーニー/ロジックツリーの共有
 ∟カスタマージャーニーとは
 https://mieru-ca.com/blog/customer_journey/
・どこでどんな事が確認出来たらベストか?ポイントを可視化しよう
現場を探そう
<今週のアクションアイテム>
現場を確認できる場所をどうしたら確保できるだろうか?
・プロジェクトメンバー経由で現場にアプローチできるか?
・地域のエコシステムを活用する?
・ネット等を通じで現場提供者を募る?
 ∟誰が、どこへ声を掛けるか手分けをしよう
<ネクストアクション>
→現場の確保に向けたアプローチを実施しよう

インタビューを設計しよう
現場に行くまでは「当事者であっても解像度が低い」かも知れません。
だからこそ現場で当事者が何をしているか、いつ困りごとが発生するのかを見にいく必要があります。

現場の人に聞く(インタビュー)参考リンク
https://review.foundx.jp/entry/how-to-talk-to-users
https://note.com/add_venture/n/na1014bdcf0e9
https://emv.standard-dx.com/0563ebaaf84342af97f69460866dfb65

カスタマージャーニーを更新する
シャドウイングやインタビューを通じて得た真のユーザー像や課題の姿をカスタマージャーニーに反映し、行動を学びに変えていきましょう
参考リンク
https://www.fusion.co.jp/column/2020/09/post-270
・そもそもペルソナから見直すべき?
・では共感(エンパシー)マップは?
・カスタマージャーニーを真の姿に寄せよう

ロジックツリーを更新する
カスタマージャーニーまでの見直しを踏まえ、課題の真因(なぜなぜ)を探りなおそう。
参考リンク(ロジックツリーとは?)
https://solution.lmi.ne.jp/column/11434

ソリューションを更新する
ロジックツリーまでの見直しを踏まえ、プロダクトソリューションフィット(課題に対して解決策がマッチしている状態)を目指しましょう。

ジョブシャドウイング等によってより深く課題を観察し、ジブンゴト化ができたでしょうか。
課題の現場で何をしているかに精通していて、かつ俯瞰してみることが出来れば起業の科学などで言われる「誰も知らない秘密」にあなたもたどり着けるかも知れません。

次回想定ユーザー/ロジックツリーに基づいた試作を使った学びの得かたについてご紹介します。

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