見出し画像

【起業・新規事業】プロジェクトのはじめかた

サンドボックス型起業家コミュニティ『HigashiMikawaUPPERS』や東三河スタートアップ推進協議会の活動を通じて見えてきた、起業や新規事業プロジェクトを進める手順をフェーズごとに分けてご紹介します。
個人で起業をしようと考えている方、会社内でサイドプロジェクトを考えられている方にも「人の巻き込み方」の参考として閲覧いただければ幸いです。

そもそもHigashiMikawaUPPERSって?
https://note.com/em_uppers/n/n1793ab8f62a8

東三河スタートアップ推進協議会って?
https://note.com/em_uppers/n/n039d8b26e582

今回は概論としてプロジェクトのはじめから終わりまでのステップを考えていきたいと思います。

起業(新規事業)の構想から実現までに経るべき過程については名著「起業の科学 著:田所雅之」に非常によくまとめられていますのでそちらをご参照ください。
https://masatadokoro.medium.com/https-medium-com-masatadokoro-startup-science-2018-5228111b275f

リンク先の各項目をV字型の開発モデル風に図示したものが下記となります。

起業・新規事業の準備のためのステップがいくつかのフェーズで区分できることが伝わったでしょうか。

さて、経るべき項目が見えたところで、実際にどのように動いていくとよいのでしょうか?
HigashiMikawaUPPERSでは地域エコシステムを活用して3ヵ月サイクルでフェーズを進めて行く方式をとっています。
※時間がもっと取れる方、取れない方もいらっしゃると思いますので、そのあたりは読者の方の都合に合わせてスケジュールを設定いただければと思います。

事業フェーズに合わせたStep By Stepなプロジェクト組成

上記の図の事業準備ステップの進行に合わせてHigashiMikawaUPPERSでは以下のプロジェクト(サイドプロジェクト)のフレームを提供しています。

・仲間あつめプロジェクト
 ーアイデアを可視化 プレゼンし賛同者を募る。

・情報共有/関係人口増加プロジェクト
 ーペルソナヘインタビューやヒアリングを行い共通課題を見つけることでどんなニーズがあるかを測る。

・ユーザー調査 (インタビュー/ヒアリング) プロジェクト
 ーペルソナヘインタビューやヒアリングを行い共通課題を見つけることでどんなニーズがあるかを測る。

・ランディングページ/NoCodeアプリプロジェクト
 ー事前申し込みのLPを作り事前申込者数のトラクションを測ることでニーズがどれだけあるかを検証する。

・イベント開催プロジェクト
 ーイベントを開催することで顧客像を明確にする。また、 意見交換やアンケートを取ることで結果をフィードバックしていく。

・実証実験プロジェクト
 ー試作機等を作り実証実験を行う事でどこに課題があるのかを検証しその結果を本番のプロダクトへフィードバックする。

東三河スタートアップ推進協議会では、起業家や新規事業担当チームがナカで考えるべきことと、ソトと連携して進めて行くステップの両軸を円滑に回すお手伝いをすることで、事業の成果がより早くより精確により低コストに得られるようにしようとしています。
上述のプロジェクトに落とし込むためのの準備自体は各人で行う必要がありますが、当地域では推進協議会の加盟支援機関を通じ必要なメンタリングを提供しています。

東三河スタートアップ推進協議会・支援機関


次回は各フェーズで取り組むプロジェクトの中身をより詳しく解説していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?