体験して初めて経験値になる。
手を伸ばしてみたくなる、魅力的なタイトルの本であふれる書店。片付け上手になる本を読んだだけでは部屋は片付かないし、恋愛がうまくいく本を読んでも、自分の好きな人がその作戦にノッてくれるかは実践しなとわからない、人間関係がうまくいく本は、そもそも人と関わる際に実践できないと意味がない。
そう、タイトルに惹かれて読んだ本も、実際に体験しないと自分の経験値にはならないのだ。わたしが最近心がけているのは、実践するということ。本ならば読み込んで自分の中で納得できる形まで、実践できる形まで、噛み砕くこと。筆者の意図と離れすぎないように、注意しながら。
最近読んだ本のこと。『結論:自分を愛している人が最強。』興味のある方がいたら、ぜひクリックしてみていただきたい。
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最近、とあるSNSで恋人との関係に悩む男性の投稿を見つけた。
付き合って1か月半くらい、連絡はマメにとらないタイプの子らしい。会おうと約束していた日、前もって予定も立てず、当日に連絡も来なかったから会わなかったらしい。自分はこじらせているし、面倒で放置していると。
連絡頻度の合わない恋人と付き合うのは大変だよなぁと思った。満足しているようには見えなかったが、「満足しているならそれでいいのでは?」とコメントを送ってみた。
返信があって数回やり取りをした。「まだ付き合って日が浅いから」というのに「相手の考えていることがわからないけど、今更聞けない」とか、「こうしたらいいのはわかるけど、行動に移せるかは別問題」とか、とにもかくにも言い訳の多い方という印象しかなかった。
ただ、そういう人の頭の中も気になるから、「だったらこうしてみら?」なんて提案と質問を繰り返してやり取りしたけど、最終的に「ド正論が人を傷つけることがあることを理解してください。その通りに動ける人しかいないと思わないでくださいね」と言われて終わった。
彼には、わたしの提案は全て、彼を否定する言葉に聞こえていた。
そういうつもりじゃなかったのにな。でも、待てよ。そもそも相手から、聞いてよと話を持ち掛けられたわけではない。彼はそんな困った彼女とのことをただ惚気たかっただけなのかもしれないし、愚痴りたかっただげなのかもしれないと思った。それなら申し訳ないことをしたなぁ。
相談を受けるときは、傾聴する、肯定も否定もしない、求められたとき以外アドバイスしないが大切なのだった。つい、熱くなってしまっていた。
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人の話を聞いて、本を読んで実践して、うまくいくことも、いかないこともある。
特に対人関係においては、人の数だけ解決方法が存在する。人の経験は自分の経験にはならない。方法のひとつとして、知っていることは力になるかもしれない。”あの人はこの方法で成功したのに…”と悲観的になる必要もない。あなたはあなたの方法で成功したらいいのです。
言い訳ばかりする人は、その言い訳の有効期限が過ぎると、新しい言い訳を見つけてやらない理由にする。根性論の話をしているのではなくて、目の前のことと真摯に向き合う姿勢が大切だよねと思うのです。うまくいかないことも、できないことも、自分の苦手を認識できることが大切で、それをどうしたいか考えることがもっと大切。どうなりたいか、思い描いて少しずつトライしていけばいい。失敗しても、うまくいかなくても大丈夫。それが、経験になるから。どんどん経験値上げていこう。
発明王エジソンは「失敗なんかしていない。うまくいかない方法を見つけただけだ」と、言っています。みなさんも、挑戦するときのお守りにいかがですか?
きょうも読んでくれてありがとうございます。またね。
わたしのペースで、のんびり頑張ります。よかったら応援もよろしくお願いします。