告白検討会。

　今回の記事の中での”告白”は、恋愛感情を主とする自分の思いを相手に伝えるときの”告白”とします。言葉の定義は大切ですからね。
　そして、わたしの経験での話であって、統計などのデータはありません。根拠のあるものではありません。

?⃞告白はどちらから？

　みなさん、告白は自分からする派ですか？相手からされたい派ですか？わたしは、圧倒的に前者です。告白された数よりも、告白した数の方が圧倒的に多い。「自分から告白なんて、できないよ。恥ずかしいじゃん。ていうか、フラれたくないし。よく自分から行けるね。」と言われたことがある。いや、恥ずかしいとか、フラれたくないとか言ってるうちに、誰かが告白してとられちゃうかもしれないじゃない。告白できずに、もやもや過ごしているうちに、好きな人がわたし以外の誰かと親密な関係になっていくことの方が嫌だった。そう、行動力の根源は単純な独占欲という、強欲極まりないもの。こんなこと言ってはいるけど、恋人同士でも、お互いがそれぞれの所有物という関係にはなりたくない。

💘好きバレ上等！

　以前にも、恋愛の記事を書いたときにも、話した内容ではあるけれど、ほとんどの場合、初対面で”友達ゾーン”と”恋愛ゾーン”に分かれるので、(記憶にある限り)友達だと思っていた人のことを好きになったことはなかった。だから、せっかく仲良くなったのに、告白して友達以下になってしまったらどうしようという思考にもなったことがない。
　相手に好きがバレることのメリットは、意識してもらえること。これが大きい。告白してきた相手のことをそこまで好きでなくても、付き合うことを断る理由(恋人がいることを隠していたとか、他に好きな人がいるとか)がなければ、たいていはOKしてもらえる。
　もし、フラれたとしても、相手には自分のことを好きな人としての印象が残る。フラれた後は、特に変わらずに日常を送るだけ。相手は、自分のことを意識しているので、告白前よりも行動が目につきやすくなる。他の人とも仲がいい場面を見たりすると、ちょっとやきもきするよね。そんなこんなで、今度は相手からなんてこともあるみたい。…まぁ、わたしは経験ないけど。
　わたしと同じような思考の人であれば、告白された相手によっては、”うわぁ、友達だと思っていたのに、そういう目で見られていたのか…”と思って、人生からの永久追放も検討されてしまうかもしれないけれど。

❤️‍🩹これは失敗…

　中学生の頃、他校にほんとにほんとにタイプの子がいた。顔がよくて、優しかった。陸上部だったので、県大会でしか会うことはなかったけど。中学同士でも仲が良かくて、一緒に遊びに出かけるくらい仲のいい子もいた。何人か連絡先を交換していて、彼もその中のひとりだった。この頃のわたしの恋愛と言えば、猪突猛進型だったため、陰でハンターみたいなあだ名をつけられていた気がする。
　中学の頃は、携帯を持っていなかったので、パソコンでメールをしていた。恋人はいない、わたしの都合で連絡してもすぐに返してくれる。ふたりで遊びに行ったりしたいし、もっと仲良くなりたいと思って、告白したわけです。5回くらい。自分でも、ちょっと引く。ものすごい好きだったんだなぁとは思うけどね、もうちょっと考える頭を持ってくれ。
　客観的に見て、好きな人のことをこれまで一途に思えるところは、自分でも素敵なところだと思う。だから、わたしに好かれる人は幸せだと思うのだけど、対象は好きになった人のみなので、誰のことも一途に好きと思えるわけではない。

💭きみに好きと言われたら、

　「自分は告白されて付き合っているから、それを終らせる権限を持つのも相手だと思う。だから、自分からはフラない。」なんていう人がいた。始まりを決めた人が、終わりも決めるなんてルールどこにも存在しないよね。どっちが強いとか、弱いとか、そういうんじゃなくてさ。わたしはいつも同じ目線で話がしたいと思っていた。自分の意見が否定されそうになると、「わかったわかった」と制して、わたしの言葉を無視しないでほしかった。
　もしも、きみから告白されたら、迷わずOKして満面の笑みで飛びつき、きつくハグをするんだ。そんな妄想までして頬が緩んだところで、相手を動かすよりも、自分が行動する方がずっと簡単なことを思い出す。相手に告白してもらえるように、なんて、上手に駆け引きして「好き」と言わせるテクニシャンには、わたしはなれなかった。
　やっぱりわたしは、行動あるのみ、告白する派。でも、好きな人からなら告白されるのもあり。だから、きょうもきみに好きと言われることよりも、きみに好きを伝えるために会いに行く。

　きっと、いつも読んでくれるみんなにはバレているんだろうけど、わたしは控えめとは程遠い性格をしている。特に恋愛においては。目立たないくせに目立ちたいんだと思う。みなさんに、好きな人へ気持ちを伝える勇気をお届けできていれば幸いです。
　きょうも読んでくれてありがとうございます。またね。

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▼好きバレ上等の中で取り上げた記事。