見出し画像

日本でもカウンセリングやキャリア・コンサルティングが必要な理由について

ととのうカフェ店主のmiです。
私たちは、一人にひとりのカウンセラーを目指した活動をしています。

これからは、一人一人が専属のカウンセラーを持つ時代がやってきます。
わたしが約5年前までアメリカ🇺🇸にいた頃は、学生も一人ひとりカウンセラーをもち、家族にはホームドクターが居ることが日常でいつでも相談ができる環境がありました。

日本ではなかなか浸透してませんが、国が違えど今の環境では必要だと感じています。

気軽に日々の何気ないことや、感じたこと、気持ちなど、良いことも、そうでないことも、対話を通じて自分を理解しながら、リフレッシュすること。
小さな棘やささくれを放置しないで、小さなこととして抑えたり溜め込んだものを、自分の中で消化してしまわないことが大事だと考えています。

その理由の一つとして、思うのが
日本の自殺率はヨーロッパと比べかなり高いことです。

ちょっと真面目なお話をしますが…

日本における自殺の主な理由について

厚生労働省や警察庁の統計データによると、日本における自殺の主な理由には以下のようなものがあります。

1. 健康問題  
慢性的な病気や身体的な苦痛、精神疾患(うつ病など)が原因で自殺を選ぶケースが多いです。

2. 経済・生活問題  
失業や収入減少、借金などの経済的困難や生活の不安定さが、自殺の動機となることが多いです。

3. 家庭問題
家庭内の不和や虐待、離婚、家族の死別などの家庭問題が、自殺の原因となることがあります。

4. 職場の問題
職場での過度なストレス、長時間労働、ハラスメント(パワーハラスメントやセクシャルハラスメント)、職場の人間関係の悪化などが原因で自殺するケースがあります。

5. 学業・教育問題
特に若年層において、学校でのいじめや成績不振、進学のプレッシャーなどが自殺の原因となることがあります。

このような問題を抱える人々には、カウンセリングやキャリア・コンサルティングが提供するサポートは非常に有益だと考えられます。

ヨーロッパの自殺率が低い理由

ヨーロッパの多くの国々で自殺率が低い理由を見てみると、いくつかの共通点がありました。


1. 充実したメンタルヘルスケア
  多くのヨーロッパ諸国では、メンタルヘルスケアが充実しており、心理カウンセリングや精神医療のアクセスが容易です。
  精神疾患に対するスティグマ(偏見)が少なく、治療を受けることへの抵抗感が低いことも要因の一つです。

2. 社会福祉制度の充実
  ヨーロッパの多くの国々では、失業保険や社会保障制度が充実しており、経済的な困難に直面した場合でも一定の生活を維持できる仕組みが整っています。
  住宅支援や子育て支援など、多岐にわたる社会福祉サービスが提供されており、生活の安定感が高いです。

3. 労働環境の改善
  多くのヨーロッパ諸国では、労働時間の規制や労働者の権利保護が厳格に行われており、過度な労働や職場でのハラスメントが少ない傾向にあります。
  ワークライフバランスを重視する文化が根付いており、休暇やリフレッシュの機会が確保されています。

4. 教育と啓発活動
  自殺予防に関する教育や啓発活動が積極的に行われており、早期の支援や相談が促進されています。
  学校やコミュニティでのメンタルヘルス教育が普及しており、問題が深刻化する前に対策が取られることが多いです。

5. コミュニティのサポート
  地域社会やコミュニティのつながりが強く、孤立感を感じにくい環境が整っています。
  友人や家族との強い結びつきがメンタルヘルスの保護に寄与していると考えられます。

日本でも必要なカウンセリングとキャリア・コンサルティング


これらの要因を考慮すると、日本においてもカウンセリングやキャリア・コンサルティングの重要性が明確だと考えられます。

以下の理由から、カウンセリング・キャリアコンサルティングを普及させることが求められると考えています。

①メンタルヘルスケアの充実
精神疾患や心の健康に対する理解を深め、カウンセリングや心理療法へのアクセスを容易にすることで、早期の問題解決が期待できます。

②経済的な支援
キャリア・コンサルティングを通じて、職業選択やキャリアプランニングの支援を行い、経済的な安定を図ることができます。

③家庭や職場の問題解決
カウンセリングを通じて、家庭内の問題や職場でのストレスを軽減し、健全な人間関係を築くサポートが提供されます。

④教育と啓発
メンタルヘルスに関する教育や啓発活動を推進し、問題の早期発見と対応を促進します。

まとめ

これらの取り組みによって、日本でも自殺率の低下が期待できると考えます。
カウンセリングやキャリア・コンサルティングは、個人の心の健康を支え、より良い生活を送るための重要な手段となります。
ヨーロッパの成功例を参考にしながら、日本でも積極的にこれらのサービスを活用していくことが求められているのです。

だからこそ、

一人にひとりのカウンセラーが当たり前となるよう、わたしもキャリアコンサルタントとして活動をしていきたいと思っています!

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

mi@ココロのサードプレイス
お誘いです。

キャリアコンサルティングを受ける前に
(気になるけど1歩踏み出せないかたなど)
気軽にお話ができる「ととのうカフェ」
に参加してみませんか?
グループワークと個別の日があります。

ととのうカフェとは?
キャリアコンサルタントがファシリテーターとなり
少人数で、ココロで感じていることや気持ちを自由にお話ができる居場所です。
詳しくはホームページまたはInstagramをご覧くださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?