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かばんの持ち方が『肩こり』のきっかけに?


何度も繰り返す肩こりを諦めかけている…
常に首~肩が主怠く、デスクワークが辛い…

これらのお悩みの原因は『かばんの持ち方』にあるかもしれません。

ではなぜ、かばんが肩こりのきっかけになるのでしょう?
それは、かばんを持つことが、首や頭の筋肉を緊張させるからです。

一次的には問題ないのですが、毎日、筋肉の緊張状態が続くと、体が左右どちらかに歪みます。この歪みが痛みを感じる神経を刺激してしまったり、血行不良を引き起こしてこりや痛みを引き起こします。

そのため、私のパーソナルレッスンではお客様にかばんの種類・持ち方までアドバイスさせて頂いています。

そこで今回は、より多くの方に知ってもらえたらと思い、実際にアドバイスしていることをお伝えしてきます!

ショルダーバッグについて

肩からかけることができるショルダーバッグは、サイズと重さで首~肩にかかる負担が変わります。

毎日、同じ側へバッグをかけていると、背中と首~肩周りの筋肉が硬くなり、コリや痛みになります。そして真っ直ぐに立ったときに体が傾き、頭や肩の位置に左右差がでてしまうことがあります。

鏡を正面に立った時の左右の肩の高さを見比べてみましょう!
左右で高さが違う方は、持ち方に原因があるかも知れません。

ショルダーバッグの正しい持ち方

・なるべく左右で交互にかけ替える
・バッグを下ろした後、
・「肩を3秒間すくめる→脱力」を5回繰り返し、
  首から肩の筋肉をリラックスさせる

ショルダーバッグのたすき掛け

ショルダーバッグのたすき掛けは、肩からバッグが滑り落ちにくく、両手も空くため楽に感じることが多いです。

しかし、肩こりのひどい人にとっては、ベルト部分が肩こりの強い部分に当たることで、症状が悪化したり、頭痛になることもあります。

首~肩にかけての筋肉が部分的に刺激されてしまうので、肩こりの強い人は避けたほうがよいバッグのかけかたです。

負担を減らす工夫として以下のことをおススメします。

・交互にバッグをかけ替える
・ベルトを幅広のものに付け替える。
 また、肩に当たる部分にクッション材を付け足す
・肩こりのひどい時は肩にかけることを避ける
・バッグの重さを軽くする
・バッグを下ろした後、「肩を3秒間すくめる→脱力」を5回繰り返し、
 首から肩の筋肉をリラックスさせる

手持ちかばんについて

この持ち方も体に歪みをつくりやすいす。
腕を伸ばした状態で、かばんを持つ場合は、持ち手のベルトの長さと荷物の重さに注意が必要です。

かばんの位置が低い場合は、姿勢の歪み&歩きづらさから肩への負担が増え、かばんの持つ部分が長く荷物が重い場合は、ヒジを曲げる必要があるため腕の筋肉を使います。この腕の筋肉の疲労も肩こりの悪化の要因となります。スーパーの買い物袋を腕にかけて歩く時も同じことがいえます。

手持ちかばんの正しい持ち方

・左右で持ち変える
・荷物量が多い場合は、荷物は二つにわけて両手で持つ。
 この時、左右の荷物が同じ位置になる方がバランスがとりやすい
・腕の疲れを感じたら、無理をせずかばんを体の前で抱える。
・坂や階段が少なければ、キャリーバッグがおススメ。

リュックサックについて

最もおススメしているのがリュックサックです。
両肩でバランスよく支えるリュックサックは体のバランスがとりやすく、首や肩への負担も少なくなります。

しかし、リュックも正しく背負うのはポイントがあります。

最も大切なのは、荷物の位置です。
荷物の位置が低くなると、バランスをとるために体が反ります。
これにより姿勢が前かがみ、頭の位置が悪くなることで肩こりをおこす筋肉の疲労を招きます。

正しいリュックサックの背負い方

・前かがみにならない荷物の位置にベルトをあわせる。
 ※重すぎると姿勢が崩れやすいため要注意!
・ショルダーベルトはソフトで幅広いものが良い
・腕に冷感やシビレを感じる場合、神経をベルトで圧迫している可能性があるので、リュックをやめて病院へ!
・就寝前に肩回りのストレッチをして、肩周辺の筋肉の血行を回復させる

最後に

筋肉の疲労、体の歪みは、日々の積み重なで進行していきます。
進行すると肩こりや頭痛、さらに腰痛へと繋がります。

仕事上、リュックサックが難しい場合は手持ち&ショルダーベルト付きの2Way仕様のモノがおススメです。両肩・両手で持ち帰ることで負担を分散することが出来ます。また、電車では網棚にかばんを置くなど、腕を使わない時間をつくることも大切です。

少しでも毎日が楽に過ごせるように、まずは身近なかばんの持ち方と重さを見直してみましょう!




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