エルサルバドルでできること② サーフィン
エルサルバドルでできることといえば!
そう、サーフィン。
El Tuncoと呼ばれる、エルサルバドルを代表するサーフィンスポットに行ってきました。コロナ禍お構いなしにレストラン、ホテル、カフェ等のお店が幾つも並んでいて、多くの外国人観光客がうろうろ。
エルサルバドルの首都・サンサルバドルにいると、スペイン語以外が聞こえてくることは少ないのですが、ここでは恐らくリモート勤務になり短期・中期滞在していると思われる外国人サーファーをたくさん見かけます。
朝日と共にサーフィン➡ビーチ沿いのカフェで仕事➡夜は波の音を聞きながらビールを飲む。最高。
こちらのビーチでは、”Surfing Lesson!”と書かれた看板が多く出ていて、1時間25~30米ドル程でこんがり日焼けしたフレンドリー・エルサルバドル人サーファーが教えてくれます。この国の平均月収は千ドル未満ということを踏まえれば、いい値段。
ちなみに、2021年5月にはオリンピックの前哨戦となる国際サーフィン連盟が主催する大会をホスト。日本人選手も多く訪れたようです。五十嵐カノア選手は2位👏
エルサルバドルのサーフィンスポット
エルサルバドルは太平洋に面していますが、ビーチは黒砂。コバルトブルーの海&真っ白な砂浜のカリブ海で見られるようなビーチではありません。水は透明で綺麗。
一方で、エルサルバドルの太平洋に面した海岸線はワールドクラスのサーフィンスポットがいくつも存在します。赤道に近いこともあり、水温も年中高くて有難い。
コスタリカ、パナマといった近隣の国もサーフィンスポットとして有名らしいですが、エルサルバドルは狭い土地にサーフィンスポットが凝縮しており、サーファーにとってアクセスが良いというメリットがあるようです。
(↓エルサルバドルのサーフィンスポット)
その中で恐らく一番観光地としても栄えているのが前述したEl Tunco(上記地図でEl Sunzal とLa Bocanaにあたる)。サンサルバドルからは車で片道45分程。週末を過ごすには最高な立地です💡
エルサルバドルの「Surf City」政策と中国
2019年に就任したブケレ大統領は、エルサルバドルをサーファー達に向けた一大観光地とすることを政策として掲げています。具体的には、インフラ整備、観光分野の人材育成、外国投資の呼び込み等。
そしてこの政策、なんと中国の資金によって行われる予定です。エルサルバドルは2018年に台湾との外交関係を断絶し、中国と国交を樹立。その後中国からエルサルバドル政府に対し多くの支援が発表され、うち200百万米ドルがこのSurf City政策に向けられるそう。
エルサルバドルにいると、中国企業や中国人の方々を見かけることは少ないのですが、そのうち増えていくんだろうなあと思います。
エルサルバドルの人々は、こうした政策に対し、「もともとあった海辺に名前を付けただけやん」と冷めた反応ですが、世界に向けて「エルサルバドル、サーフィンできるんデス~」というメッセージをより大きく打ち出すことはプラスに働くのでは💡
(ところでブケレ大統領、夜のゴールデンタイムに急にテレビ各局をジャックして演説を行ったり、メディア登場の際はいちいち派手な演出をしたりする等、大統領にしては癖強め↓)
(彼の政策がうまくいっているかは別として)日夜SNS等を通じて国民とコミュニケーションをとり、様々な政策を通じ精力的に変化をもたらしている点は、特に若い人々に対して少しは希望🌈を与えるように思います。疲れ切った真顔で国民にメッセージを発するよりは、見ている人も明るい気持ちになれますよね・・🍀
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