第7話:やりたいことを見つけたい
「やりたいことを見つけたい」
何をしたいのかわからなくなってしまった。
呆然とする私に社長が一言
社長:「とりあえず、今の現状なんだけどサ、
・作りたいゲームが思いつかない。
・どんなプログラムが必要かわからない。
・ゲームを作る道筋が想像できない
って感じだよね。」
私 :(う〜・・・耳が痛いけどその通り・・・)
社長:「それってつまり、
・0から1を生む発想力なし!(やりたいことない!)
・プログラミングに必要な考え方なし!(プログラミング的思考、論理的思考がない!)
・物事を逆算して計画を立てる力なし!(見通しを立てられない!)
ってことじゃないかな?」
私 :(HPが削られていく・・・)
社長:「でもこの、
『Scratchでゲームを作ろうと思っても、何をしていいのかわからない』は
これからプログラミングを習う小学生にも全く同じ状況だと思わない?」
「作りたいものがない子や、こんなゲームを作りたいと思ってもScratchがよくわからない、そもそもパソコンの使い方がわからない・・・
そんな子たちにいきなりScratchでゲームを作らせる。
それって辛そうじゃない〜?」
私 :(めっちゃつらい。というかやる気失せる・・・)
社長:「仮に君がゲームを作ったみたいに、ゲームが作れるプログラムを教えたとして。でもそれでゲームは作れるようにならないよね。」
ここにお手本みたいな状態の私がいますゆえ、良くわかります。
社長:「だから、無理にパソコンでプログラミングをする必要はないと思うんだ。それよりも、
「こんなことしたいな」という発想力や、
「それを実現するためには、こんなプログラムを組むと出来そう」というひらめき、「こんな段階を踏んでゲームを作っていこう!」と、
ゴールから逆算して物事を計画的に考えられることの方が大切だと思うんだよね」
私 :「確かに、発想力と設計図の作り方、計画の立て方がわかったら、
Scratchでゲームを作るという超ぼんやりしてた未来が若干、くっきりするかも。」
少なくとも、何したらいいかさっぱり!という状態よりは、
こんなことしたいけどどうすれば?という悩みに昇格できそう。
社長:「そうだね!アイデア!スキル!ゴールからの逆算!」
まるで、解決したかのように去ろうとする社長。それが簡単に手に入るなら苦労しない・・・
私 :「待ってください。その3点盛り合わせセット、欲しいんですけど・・・」
社長:「んーーーー。じゃあ、あれ作るか。」
・・・あれ?
第8話につづく・・・
【前回のお話】
ドタバタ奮闘記第6話はこちら▼
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