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note再開します

早や3年。やがてスランプに

シロクマかんたのイラストや絵本を書いてきて早や3年が経ちました。インスタグラムの投稿も落ち着いてきたものの、開設したnoteもそのままの状態に・・・、youtubeも始めてみようと思いながらコンセプトが見当たらず・・・、結局自分が何を目指して作っているのか、分からなくなってきていました。書きかけたnoteもそのまま。動画での配信も考えていたものの、続けて投稿しているイメージが持てずにいました。

ふと描いた1枚のイラストがきっかけで

シロクマかんたをモチーフに描く以前は天使を描いてきました。天国と現世のあいだを描きたかったのです。なぜ生と死の境界を描きたかったかというと、私は常に心のどこかで、大切な人たちの死をつなぎ止めるため、自分の幼いころの記憶を追い求めたいという気持ちがあったのかもしれません。
しかし、私の力量では、天使をモチーフにすることで、作品の中に身近に感じられる息吹や季節のにおい、思い出や感情の機微を注ぎこむことは難しいということにどこかで気づいていました。
と言って、身近なモチーフだけを描くと私の求めているものが描けない・・・そんなジレンマのなかに私はいました。
そんななか、たまたま、以前に絵本として書いた、ノエル(女の子)とかんた(亡き父親)のイラストを描きました。
身近な親子のイメージであるはずが、今が楽しく、でも、どこかもの悲しい・・・手探りで何気に描いたイラストからそんな印象を受けました。

記憶をつないでいくこと

親はいつか(かつての自分自身のように)子を前にこの世からなくなります。そして(今の自分がいつかそうであるように)子を前にこの世からなくなるのです。そんなあたりまえのことにどうして気づかなかったのでしょうか。インスタグラムなどで、写真家の方やスナップショットから「親子」をテーマにした写真を見ると、まさに、生き生きした「今の瞬間」を感じる作品が少なくありません。そんなステレオタイプなテーマ(とバイアスをかけて見ることで)自分の求めているテーマを見失っていたのかもしれません。

これからも迷いながら

これからも、今まで通り、自分の書いたイラストに戸惑いながら描いていくのでしょう。きっとそんな気がします。
「それなら、そんな紆余曲折を、文章で、書き綴ってみてはどうかな」ふとそんな気持ちになりました。私は、もともと、ユーザーのニーズを絞り、youtube等で動画配信よりも、何気に文章で細々と綴っていくほうが、今の自分にあっているのかもしれません。
そこで私は、以前から書かずに辞めていたnoteを再開しようと思いました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします

私は年齢もはや40代後半となりました。人生は短いものです。
時間は限られています。一日一日を大切に生きたいですね。
これからも再びよろしくお願いいたします。


2023.11.12 『かんたとくらし』“ KANTA and LIfe”


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