心が沈んでしまったとき、どうする?
自分の機嫌をとことん取ること。
これは、ここ1年の自分のテーマの1つです。
自己評価をくだすならば、私はネガティブなひとです。
何かあれば落ち込み、不安がり、考えだし、内に閉じこもる。
そんな性質とともに、この20数年間を生きてきました。
こんな性格、なんの得にもならないなと思いつつ、
なかなか、その性質とおさらばできなくて。
いやだ、どうにかしたい、なんで自分はこんななんだって思いながら、
学生時代は悶々とすごしていました。
もちろん、その性質がプラスに働くこともあるので、
100%悪いとは思っていません。
けれど、総括するならば、自分はこの性質を上手く利用できていなくて、結果として生きにくさを感じているかなと。
もう、あんまり自分を苦しめたくないなと、思ったのです。
だから、機嫌を取ろう取ろうって心に決めていたのですが。
「いやだ、いやだ」とすぐに否定的に捉える人間を操縦することは、なかなかに難しく。
ちょっとしたきっかけで、崩れ去ってしまうことがよくあります。
最近、新型コロナウイルス感染症にはじめてかかりました。
食べれない、寝れない、起き上がれない。
そんな生活を送っていたら、「何かをしたい」というエネルギーが、どんどん減っていきました。
食べれない、寝れない、起き上がれない。
だったはずが、
食べたくない、寝たくない、起き上がりたくない。
に変わってしまって。
人間にとって必要な生命活動を行う気力がパーッと消えて、どこかへいなくなってしまったのです。
病気になったのだから、動けないのは当然なのだけれど。
こんな状態で生きているのが、なんだか悔しくて。
日々を、無駄にしてしまっているような気がして。
心はズーンと、沈んでいきました。
自分を操縦できない。
そんな状態から、どうやったら抜けられる?
と考えていたとき、
冒頭で書いた「自分の機嫌をとことん取る」というテーマが、頭に浮かびました。
機嫌を取る方法は、きっと人それぞれですよね。
好きな映画を観たり、音楽を聴いたり、美味しい食事をしたり、好きな人としゃべったり…。
私の場合は、こうやって思いを書いたり、誰かの考えを知ったり、写真を撮ったり、海を観に行ったり、筋トレをしたり…。
そうやって、背中をトントンとさすりながら、1つ1つの時間を味わうようにしたら、暗い気持ちもだんだんと晴れていきました。
頭が痛くても、文章は書けるし、
咳が止まらなくても、身体を動かすことはできます。
もちろん、体調が悪いときの無理は禁物ですけどね。
「やったら、自分の気持ちが上向きになる」ことを
1つずつやっていくことで、
少しずつ心に余裕が生まれました。
だから、どんな環境にいたとしても、結局は自分の気持ち次第なのだと、改めて感じました。
よく耳にする考えではありますが、
自分がつらい状況に陥ると余計に、この言葉が心に沁みますね。
心が沈んでしまったとき、あなたはどうしますか?
2023/09/23
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