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【代表Blog】網の学校(しんぴんよりもずっといい)

こんにちは、Ellange株式会社代表の関幸太郎です。2023年12月26日(火)に千葉県内在住の小学生の男の子3名と女の子1名の合計4名と保護者を含む大人3名の合計7名が当社倉庫に来て頂き、絵本の読み聞かせや網のカッティング体験を行いました。

網の学校(しんぴんよりもずっといい)

まず子どもたちには「しんぴんよりもずっといい」の読み聞かせをしました。この絵本は海洋生物を傷付ける存在となっている捨てられた漁網が、ある手段を行うことによって、人間や海の生き物みんなが幸せになる物語です。

しんぴんよりもずっといい(発行:パタゴニア)
スタッフによる子どもたちへの読み聞かせ 

子どもたちは絵本を通して、少しずつ海に起きていることがわかり始め、漁網に興味を持ってくれている様子。

子どもの想像力と廃棄漁具の可能性

絵本の読み聞かせのあとは、実際に漁網に触れてみる!ということで、ハサミを使ってカッティング体験を実施しました。みんなが切ってくれた漁網がいつか何かの製品に変わる日がくるかも?!

初めての作業に戸惑いながらも、慣れてくると楽しそうな様子

カッティング作業に少し疲れてきたみんなに、私から子供たちへ『細長いナイロンロープを使って何か作って下さい』とお題を投げ掛けたところ、出来上がったものがこちら。

ロープを切ったりしながら作ったお魚
ロープを使って綱引き!

私では想像もつかないような漁具の使い方をして、子どもたちがみんな楽しんでくれていたのがとても印象的でした!使えなくなった漁具を使った運動会などもやってみたくなりましたので、乞うご期待。

人のチカラ

今回は当社スタッフの知り合いの方を中心に、海に関心がある、学校では学べないことが学べるかも?ということで、お友達に声を掛けて頂き、集まって頂きました。1人の方の興味によって、7人の方が集まりました。

集まって頂いた方々

私がミッションとして掲げている『私たちは、誰もが海を想う社会をつくる』に少し近づいた日であると思います。海の中にいる魚や動物たちと話すことは出来ません。ただ少し想像を膨らませることで、出来る取り組みがあるかもしれません。
私は人のチカラを信じています。
回収に協力してくれている漁師さんたち、漁網というものに興味を持ってくれている地域の方々。
本当にありがとうございます。これからはもっと多くの方々と共に、海を未来に繋いでいきたいです。

◎参加頂いた方々のご紹介(順不同)
りささん、やまとくん、おうすけくん、ひさのさん、そうすけくん、もえちゃん、ゆりかさん

募集(絵本の読み聞かせ)

絵本「しんぴんよりもずっといい」読み聞かせイベントの参加者を募集しております!
対象:千葉県内保育園/幼稚園/小学校/中学校
募集数:5-10クラス程度
所要時間:30-45分程度
費用:無償
内容:当社スタッフによる「しんぴんよりもずっといい」の読み聞かせや網のリサイクルストーリーについての簡単なお話を行う予定です。
問い合わせ先:info@ellange.jpまで絵本の読み聞かせをして欲しい!とご連絡下さい。

当社の事業「NetPlusJapanProgram」の運営

当社は漁師さんたちから廃棄予定の漁網を有価(Kg単価)で購入・回収し、100%追跡可能な使用済漁網のみによって作られるリサイクルナイロン原料"NetPlus"の製造を行っています。
製造工程は裁断/洗浄/乾燥/粉砕を行います。

"Netplus"はBureo社(https://bureo.co/)の商標です。
"NetPlus”はPatagonia社(https://www.patagonia.jp/home/)のダウンセーターやバギーズなどの製品で採用されています。

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