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【代表Blog】絵本(しんぴんよりもずっといい)読み聞かせツアースタート!

こんにちは、Ellange株式会社代表の関幸太郎です。2024年1月9日(火)に社会福祉法人蓮沼保育園(千葉県山武市)の年中・年長さん合計24名を対象として絵本の読み聞かせを行いました。

経緯

現在当社が拠点としている事業所(倉庫)から最も近い距離に位置する保育園が蓮沼保育園です。まずは自分たちから1番身近な子どもたちに"海で起きていること"を少しでも知ってもらえればという思いで、園へ打診させて頂き今回の読み聞かせに至りました。

しんぴんよりもずっといい

当社にはパタゴニアサーフ千葉と当社の仕事を兼務しているスタッフ(金氏駿介/かなうじしゅんすけ)に今回の読み聞かせを担当してもらいました。

読み聞かせの様子

今回読んだ絵本は「しんぴんよりもずっといい」出版:パタゴニア社です。この絵本は海洋生物を傷付ける存在となっている捨てられた漁網が、ある手段を行うことによって、人間や海の生き物みんなが幸せになる物語です。

絵本 しんぴんよりもずっといい  
発行:パタゴニア社

絵本の読み聞かせを終えて

そもそも、子どもたちは"リサイクル"という言葉を既に知っていました。使えなくなったモノが別のモノに変わることとして理解をしていました。私が同じぐらいの年齢の時は全く知らなかった言葉だと思いますが。。。

子どもたちが直接的に漁網リサイクルに関わることは難しいですが、身近なところから始められることは色々あります。例えばマクドナルド社のハッピーセットのリサイクルがあります。これもしんぴんよりもずっといいですね。

コミュニティエンパワーメント

私たちの会社が常に意識しているのは、コミュニティエンパワーメントです。エンパワーメントはスッと誰かの行動を後押しする意味合いです。
保育園というコミュニティは"共に社会性を育む共同体"であると思っています。社会性を育む為には多種多様な経験を通して、様々な情報を心身にインプットしておく必要があります。ここでの社会性は他の誰か・何かによって自分は支えられている・支えているという感覚です。

漁業で置き換えると漁師さんは漁網によって魚を獲ることが出来て稼げているということ、消費者は漁師さんが獲ることによって魚が食べられているということ。そうすると漁網を大切にしなければいけないのは明白です。
絵本には漁業の話は出てこないのでここらへんの話は出来ませんでしたが、今後の伝え方の中で漁師さんたちや漁網が果たしている役割をしっかり伝えることも私たちがやるべきことであると思っています。保育園の子供たちというコミュニティに対しても私たちが出来ることはたくさんあります。

貴重な機会を下さった先生方、真剣に話を聞いて下さった子どもたち。本当にありがとうございました。   

漁業は日本を支えている重要な産業です

募集

絵本「しんぴんよりもずっといい」読み聞かせイベントの参加希望グループを募集しております!
対象:千葉県内保育園/幼稚園/小学校
募集数:5-10クラス程度
日程:ご希望の日時に沿えるよう調整します
所要時間:30-45分程度
費用:無料
内容:当社スタッフによる「しんぴんよりもずっといい」の読み聞かせや網のリサイクルストーリーについての簡単なお話を行う予定です。
問い合わせ先:info@ellange.jpまで絵本の読み聞かせをして欲しい!とご連絡下さい。

当社の事業「NetPlusJapanProgram」の運営

当社は漁師さんたちから廃棄予定の漁網を有価(Kg単価)で購入・回収し、100%追跡可能な使用済漁網のみによって作られるリサイクルナイロン原料"NetPlus"の製造を行っています。
製造工程は裁断/洗浄/乾燥/粉砕を行います。

"Netplus"はBureo社(https://bureo.co/)の商標です。
"NetPlus”はPatagonia社(https://www.patagonia.jp/home/)のダウンセーターやバギーズなどの製品で採用されています。

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