恋愛小説ばかり書くようになったきっかけの話

こんにちは。倉くらのです。
20年前の個人サイト時代に同人活動をして、最近になってまた活動を始めた者です。

活動再開したきっかけはコロナウイルスで家で過ごす時間が増えたため。

では、今回は私が20年前に恋愛小説を書こうと思ったきっかけについて話していきたいと思います。
*ちょいエロなお話が入ってくるので苦手な方、未成年の方は読まないようお願いします!


■恋愛至上主義だった


色んな作品に触れるのが子供の頃からずっと大好きでしたが、特に恋愛ものがたまらなく好きでした。
どんな作品でも多少なりとも恋愛要素が入っていると嬉しい! という状態でした。


そしてある程度のお年頃になってくると、少女漫画展開のその先の大人な展開の話が描かれているものが読みたくなってくるようになりました。

ただ、現在のようにティーンズラブな感じの小説ってあまり無かったのではないかなと思います。
現在では普通にHな感じの表紙のものが本屋に積み上がっていて…子を持つ身としてはそれはちょっとどうなのかな? と思う部分もあります。
自分は欲しいけどさ、子供らの目の届くところに置いていいとは思わないので。
まぁ、その話は今回置いといて。

とにかく当時はそういうレーベルはあまりなかった!
少なくとも私は知らなかったです。
現在ではどっぷりはまっているBLにもこの頃は全く興味が無かったので、読むのは男女カップリングのみでした。

そんなこんなで、大学生ぐらいになると行き着く先はハーレクイン小説になりました。

■ハーレクインにはまった頃


現代ものよりファンタジーが好きだったので、ハーレクイン・ヒストリカルへとたどり着きます。
デボラ・シモンズやトーリ・フィリップスやアン・アシュリーなど。
英国貴族ものや西部開拓ものなどが好きでした。

ネットで評判の高い作品を調べては買い漁る日々。
当時は人気作家さんのものがプレミア価格が付いていることも多くて、1冊1万円近くしたこともありました。

その作家さんとは? デボラ・シモンズです。
「狼を愛した姫君」を始めとするディ・バラ家シリーズなどが好きでした。現在はペーパーバックから文庫に変わって再販されているしkindleなどでも読めるので入手しやすくなっておりますv

プレミアの付いた作品はどうやって買っていたかと言うと、ヤフーオークションなどで手に入れていました。
その頃はアルバイト代はオタ活代として使えるオタク貴族な頃でもあったので、高くても頑張って集めていました。
今じゃとても考えられない〜…!

プレミア価格が付いているせいか? 余計に読むのが楽しかったように思います。
骨太なストーリー&大人な展開の話にすっかりメロメロになりアホみたいに毎日読み漁っていました。

今でも隠し本棚には当時買い集めたロマンス小説がいっぱい。
今はもう読まなくなってしまいましたが、手放すことはなかなか難しい。断捨離との狭間で悩んでいる。転勤多めの環境だからなるべく物を持たない方がいいんだけど、オタクって趣味のものがなかなか捨てられないんですわ。
…死ぬ前には何とかしないとね(笑)

そんな大好きなハーレクインでしたが、しかしながら不満も少なからずありました。
あのレーベルは比較的ヒーローの下半身がすぐに熱くなる現象が起こりやすく、その辺りは読んでいてうーん…? と思っていました。
ハーレクインに登場するヒーローは大抵経験豊富(笑)
ヒロインをないがしろにすることも多い。
そのくせヒロインの姿を見てすぐに欲望を感じる。
コラコラ、それはしっかり恋愛してからにしてくれい!(笑)

■ネット小説にハマる


そんな気持ちを解消してくれたのが、個人サイトに掲載されていたとある海外を舞台にした現代もののロマンス小説でした。
しっかりした恋愛過程を踏んだストーリー&じれじれ&絶妙な大人展開。
バランスが本当にお見事だったんです。
心をズッキュンと撃ち抜かれました。

■影響を受けまくる


その小説を読んで当時の私は思いました。
私も書きたい…!
ロマンス小説が書きたーい!!

理想的なちょっと大人の小説を自分で作ってみようではないか…と。

そんな訳で20年前の私は大人な雰囲気目指して小説を書き始めたのでした。
書くならやっぱりファンタジーと思って、ファンタジー&ロマンスを組み合わせる。
登場時のヒーローの恋愛感がゆるっとしているのは完全にこの時代に読んでいたロマンス小説達の影響です…!
もうさ、スポンジみたいに影響受けちゃうからさ! はは。
今は一途や溺愛系ヒーローの方が好きなんだけど、ゆるゆる→一途への変貌もアリだわ! って思います。

ロマンスを書いたのは一度きりでしたが、これ以降恋愛要素の入っている小説を書くことにすっかりハマってしまいました。
ラブコメは何作か書きました。
そしてその時書いた小説達は、今の私を大いに楽しませてくれています。


現在でも恋愛が入っている要素が書きたくてたまらないのは変わらずです。
時の移り変わりによって男女カップリング→BLへとジャンル変更などありましたが、山あり谷ありなじれじれ&すれ違いが好きなのは変わっていません。
これからもそんな恋愛小説を目指して書いて行きたいと思います。

おしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました!



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