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ひろゆき「ドローン開発とか余裕で中国の方が進んでる」

ここ最近の自分の関心はドローンに寄せられていて、これから世界各国のドローン開発事情なんかをもっと調べていきたいと思っている。

ちなみにどうやって調べるかといえば、youtubeに「drone」「passenger drone」と打てばいくらでも動画が出てくるのでそちらを見ている。正直日本のドローン開発は世界から遅れているため、わざわざ見るなら海外の物を見たほうが良いし、何より英語の動画というだけで英語の勉強にもなる。


今後こうやって物事を調べるときに、英語で調べる人と自国のメディアからしか情報を得ることができない人の間で情報格差は開いていくだろうなぁみたいなことも思う。


特にドローン開発は、宇宙開発やスーパーコンピューター等に続き中国が力を入れている分野なので「中国は日本より遅れている」という考え方の人はどんどん世界の情報に置いていかれるだろう。

この動画は約20分ほどの動画で、英語のリスニングとしても人が乗れるドローンの開発事情の動画としても面白い。もう世界は人をドローンに乗せて交通手段にする時代になろうとしている。


セグウェイを禁止にするような規制大好き国家ニッポンではこういうのはどんど遅れていくだろうなぁとか、失敗に厳しい日本ではもうこういう開発はあまり進んでいかないだろうなぁなんてことも思う。


アメリカで無人バスの試験運転があってそれが問題を起こしたらしいのだが、この時のアメリカ人の反応は「まぁ最初はそんなもんやろ」とフロンティア精神や寛容さに溢れている。

しかし今の後ろ向きで暗い人が増えている日本では「ほらやっぱり無人は危ない!規制!規制!」と世論が傾くことは容易に想像がつく。そういうところに利権を発生させるのが大好きな国なのだ。


そう考えると日本でドローン開発に情熱を持っている人は、早いとこ海外に行くための準備や語学などの勉強をした方がいいように思う。

これからドローンは間違いなく時代をリードする産業で、そこでリードしたければ日本に伝わってくる情報だけで済ませていたら間違いなく追いつけない。


ホリエモンがよく「自分の好きなことに没頭していれば仕事になる」と言っているが、今自分が10代だったらドローンにはまって、小型のドローンを買って組み立てラジコンの様にはまっていたかもしれない。

ラジコンや動くホビーは徐々に時代遅れになり、最近ではソシャゲの様にゲーム内でキャラクターを動かすことがトレンドだ。

「現実に動くものはかっこよくない」という風潮に対して、ドローンはわりとイケている最新分野だ。

ただゲームに没頭するよりは、ドローンをめちゃくちゃうまく扱えて大会にも参加するレベルになったほうが将来的には良い仕事を見つけられるのではないか。今のさとり世代で将来の夢が決まっていないけど、なんかメカに興味があるという人がいたらドローン分野に行くことはお勧めだ。

20代、30代でも間に合うだろうし、これからの若者はドローンから派生する産業につけるかどうかが将来にかかわってくる気がする。


落合陽一が「1/100の能力を3つ組み合わせれば100万人に1人の人材になれるので希少価値が大きくなる」という趣旨のことを語っていたが、例えば単に「ドローンの操作が上手い」だけでなく、「ドローンを開発、整備できる」「ドローンを使った産業を考案したりプロデュースしたり資金調達できたりする」という3つの能力を組み合わせれば中々良い未来が待っていそうだ。

自分が10代ならそこを目指すだろうし、今後はそういう人材を登用したり活躍させたりする場所を作れる人になろうという思いもある。

例えばクラウドファウンディングでドローンを開発する企画なんかをやっていけたら面白いのではないかという計画もあるし、前述の動画にある人を乗せられるサイズのドローンは中々面白そうだ。

将来的に戦闘機やヘリコプターが消えてこういう軍事用ドローンで戦いが行われる時代が来そうだ。そしてその手のドローンに搭載するAI研究などの派生も期待出来そうなので、興味がある人は「AI×ドローン」の組み合わせを研究してみるのも面白いかもしれない。

こういう時も日本語で検索するよりも「AI and dorone」というように英語で調べる習慣を持っていた方がいい。


自分の場合そういう人が活躍できる場や、その完成したドローンで何かのイベント企画や大会を開くという運営面に携わってみたい。

それも日本だけでやるのではなく、語学レベルを今以上に高めて世界レベルの大会に参加するor海外のチームと共同で何かをやるというパイプ役になるのも興味がある。

ただ自分にもある程度ドローンの知識が必要なので、今後英語でそういった方面の最先端知識を学んでいこうと考えている。


こういった計画案に刺激を受けて、先んじてやるグループが登場しても面白そうだし、そうやって活気づくことが日本のドローン産業を盛り上げるならぜひこのアイデアをもっと発展させてほしく思う。今のところ自分にその力はないので、できる人からどんどんやって業界全体を発展させていきたい

昔の日本はそういう最先端のジャンルに情熱を持つ人が多かった。これからのゆとり世代、さとり世代がもし世の中を盛り上げていくとするならば、「ドローン熱」みたいなのは面白い。

特に最近の小学生の憧れがユーチューバーとなっているように、この世代は遊んでいたいという思いが強い。学者や技術者になりたいという人も増えているので「遊ぶことが仕事になる時代」とドローンは相性がいい。

ゲーム系のものが得意な人が、ドローン操作を極めれば、それが仕事になる時代が来るかもしれない。


仮に日本人がドローンで活躍するとするならば、日本人的な繊細な気遣いは大いに武器になると思う。

冒頭の動画のドローンを見て自分は、騒音が問題になりそうなことに気づいた。仮にドローンを本格的に流通や交通のインフラにしようとなると、基地問題で散々騒がれている日本では騒音に気を付けなければ産業として普及しそうにない。特に高齢者はこういった最先端の技術に理解が無いので、いくら新しいことを情熱的にやろうとしても既得権益層やクレーマーに潰されて終わりだろう。

何が言いたいかというと「静穏性」は今後課題になりそうなので、そこに注目して静かなドローン開発できるグループや個人はかなり先行きありそうだということだ。


セグウェイが禁止されるような国で果たしてドローンがインフラとして定着するかを考えると、そこら辺の規制などもどうなるか気にはなる。

詳細な部分を調整して、試行錯誤で改善していくことが昔の日本だったならば「面倒でよくわからないものは全部規制しろ」という風潮に今の社会はなりつつある。そうして世界に取り残されている分野が増えているというのが日本の実態だ。

新しい時代のものをなかなか理解しようとしない人が増えているので、ここをどう理解してもらうかという説明力などもなければ資金調達も難しいだろう。

作ったとしてもそれを実際に使えて産業やビジネスにできるかというところまで考えないと無意味だ。

漠然と英語を勉強していては無意味で、英語で何をするかというビジョンまでなければならないように「ドローンを使って何をするか」ということまで考えなければならない。

ただそれは分業制も可能で、とにかくドローンを使うのが好きな人、とにかくドローンを作るのが好きな人と、自分のようにドローンを使って何かをしたいと考えている人同士が組むという手段も取れる。

キンコン西野が「それまで一人で作るのが普通だった絵本を分業制で作ったら面白くなったし産業として大きくなった」と語っていたが、これからはこういった分業制をどれだけ上手くできるかの時代になる。

ある意味「参加型コンテンツ」として人の輪をどれだけ広げていくことができるか、逆に言えばそれができなければ日本のドローン産業は世界に立ち向かえない。

おそらくこれから個人でドローンを趣味にしている人の中から、新時代の人材が登場してくるだろう。そういう人々を上手く集めたり活躍の場を作ったりして、前代未聞の面白いことをしていきたいというのが今の自分の目標の一つだ。

面白いとおもたら銭投げてけや