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繊細で手がかかるほどに、愛着が湧く不思議

「しまった!」

我が家には、八年以上お世話している「アルテシマくん」という木があります。正式名称は「フィカス・アルテシマ」、高さ約1メートル30センチの観葉植物です。

一年半ほど前、寒さでほとんどの葉を落としてしまいました。厳寒の日に外に出したことが原因です。しかし新芽が出て復活し、その後はつながった命を大切にしてきました。


そして今年八月。

猛暑日が続いていたある日、べランダに出していたアルテシマくんの葉っぱが、わずか半日で日焼け!一緒に出していたオリーブの木は生き生きとしていただけに、その差異に驚きました。

どうやらアルテシマくんは猛暑にも弱かったようです。黒く変色した葉は、一週間後に静かに落葉。しかし、それ以上の変化はなく一安心しました。

アルテシマくんは冬の寒さも夏の暑さも苦手とは。手がかかる植物ですが、そのデリケートさが逆に愛おしさを感じさせます。

まるで『星の王子さま』のバラのよう。デリケートなアルテシマくんが元気になるまで、慎重に見守りたいと思います。

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