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air_mezzanine
久しぶりのアイロンかけに、ほくそ笑む私
二ヶ月ぶりにアイロンを引っ張り出した。
というのも、中学生の子どもが白衣を持ち帰ってきたからだ。洗濯後にアイロンをかける。久しぶりすぎて、所作がややぎこちない。
子どもが小学生のときは、ほぼ毎週アイロンをかけていた。給食で、毎日ランチョンマットを使っていたからだ。週末にまとめて洗い、まとめてアイロンかけ。毎週のルーティン。
加えて白衣を持ち帰ることもあれば、まるでシーツのように大きな給食台カバーを持ち帰ったこともある。木綿100%の生地のシワは、ちょっとやそっとではキレイに伸びない。毎週末の一騒動。
うっかりアイロンかけを忘れてしまうと大変だ。ある月曜日の朝、シワシワの白衣を前に一人ドタバタ劇。ああ。どうにもこうにも時間がない。
急いでアイロンに電源を入れる。座る間を惜しんで、立ったままアイロンをかけてみた。すると、あっという間にキレイな仕上がったのだ。あっけないほど時短で、アイロンかけが終了。
なるほど。
立ったままアイロンかけすると、こんなにも早くシワが伸びるのか。私の体重をかける感じ。ちょっとした発見だった。だがすでに子どもは六年生。もっと早くこのライフハックを知っていたら、楽ちんだったのになあ。
そんなことも忘れていた昨今。久しぶりに、白衣にアイロンをかけた。もちろん立ったままで。きれいに仕上がった白衣をみて、ひとりほくそ笑むのだ。
一週間がスタートする。月曜日だけでも、キレイな白衣姿で給食が配られる。そう思うと、今日も人知れず気分良く過ごせるのだ。
※ タイトル画像は「air_mezzanine」さんにお借りしました。ありがとうございました!
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