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僕が書いた「本」「読書」に関するnoteを集めました。
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記事一覧

やっぱり本を購入するなら電子書籍のほうがいいと思う

僕は紙の書籍と電子書籍の両方を読むのだが、購入するときは電子書籍がいいと思う。 電子書籍の利点とか理由としては、半永久的に手元に残り続けるから。 これが一番の理由である。 結局、人間は時間と共にライフスタイルや興味が変わっていく。 僕も初めて電子書籍を購入してから2度は引っ越した。 でも、何度引っ越しても、何度iPhoneを変えようとも、どこに旅していても、電子書籍ならあなたの手元に残り続ける。 「数年振りにあの本を読みたいな」と思ったとき、紙の本だと引っ越しなどで手放

根津美術館が凄い。

根津美術館が最高だった。 学生の入場料1300円少し高いかな。 そんなことを思いながら、入口でもたもたしていた。 正直、建築だけで相当いいんだよね。 でも大満足でした。 雨が滴る日本庭園根津美術館には日本庭園がある。 そんなに広くなさそうに見えて、意外と時間をかけて回る。 山の一部を再現したかのように丘陵となっている。 いろんな形の石の階段があり、そこを歩いているのが、リズム感がありとても楽しい。 川が流れ、池があり、お堂や茶室がある。 紅葉を眺めながら石橋を渡る。 と

アナロジー思考を通じて新たなアイデアを発見する【本「アナロジー思考」を読んだ感想】

今回は、細谷功さんの本「アナロジー思考」という本を読んだので、その感想を書き残します。 アナロジー思考とは、新しいアイデアを生み出すための有用な考え方。 アナロジーは「類推」という意味であり、異なるジャンルの中で同じ構造を見つけ出し、それを応用することで、情報の欠けている部分を補完することができます。 本書では、「普通のカバン」と「小分けポケット付きカバン」の構造を、会社の予算管理に当てはめる例が登場します。 これがなかなか面白いです。いろんな事例を出して、アナロジー思考

僕のお気に入りの7冊

これまで僕が読んで本当に良かった本を7冊紹介します。 ダレン・シャン小学生のときに読んだ思い出の小説で、全12巻とかなり長い。 主人公のダレンが、ある日街にやってきたサーカスをきっかけに、ヴァンパイアと旅をするファンタジー物語。 これを子供の頃に読んだおかげで、絶望的な状況で今の生活を全て捨てたとしてもやっていけることを知った。 虐殺器官約10年前に若くして逝去したSF作家、伊藤計劃の遺作。 近未来、手製の核爆弾がサラエボで使用された世界。 ショッキングピンクの車に母親

多読しすぎで動けなくなった

読書のきっかけ僕はもともと読書が苦手だった。 そんな僕が読書に積極的に取り組むようになったのは、大学1年生の頃に「大学生のうちにすべきこと」というブログ記事で読書が紹介されてたからだ。 あれからもうすぐ4年が経つ。 大学卒業も近づいてきた。 今では「1日1冊の読了」を目指して、毎日読書するようになった。(2020年当時) 読書しすぎの罠しかし、悩みがある。 インプットしすぎると、頭の中で情報が渋滞する。 頭でっかちになる。 うまく脳内で情報が整理できなくなる。 やるべきこと

村上春樹の旅の記録がエモい。「ラオスにいったい何があるというんですか?」を読んだ感想【読書感想】

ある時、書店内を探索していると 『ラオスに一体何があるというんですか?』 タイトルの本が目に飛び込んできた。 この強烈なタイトルが脳裏から離れなかった。 強烈なタイトルが忘れられずに書店をでて数日経っても、数ヶ月経っても、ふとしたときにこのタイトルを思い出す。 我慢できなくなって初めてこのタイトルを見た1年後くらいにメルカリで購入しました。 購入したものまとめて読むには至らず、つまみ食いのようにちょくちょくと読んだ。 気晴らしのために乗った水戸線で読み終えた。

書くことが悩みになっていた自分を癒してくれる1冊。「書く習慣」読んだ感想。【読書感想】

書くのめんどくさい…。 僕は、常々書くのがめんどくさいと思っていた。 書くのに挫折した自分。大学3年生のときに、意気揚々とブログを設立した。 だがしかし。 3日坊主で終わり、サーバー費を滞納してしまったことで、僕のブログはこの世から消え去った。 ブログを作った当時は、毎日気合入れてたくさん書きまくってやる!!って思ってたのに。 それからだらだらと「noteやりてえ」「ブログやりてえ」と思いつつ、重い腰が上がらずに月日が経っていった。 気づけば、もう24歳。 今年 2

本「世界史を大きく動かした植物」を読んだ感想

高原野郎と申します! 標高1000mの高原のような村で暮らしている23歳です。 Youtubeで細々と活動しています。 今回から、こちらをブログ代わりに使っていこうと思います。 本の紹介です今回紹介するのは「世界史を大きく動かした植物」という本です。 著者は稲垣栄洋さん。 出版社はPHP出版です。 人類の歴史の裏側を支えた植物についてフォーカスして解説した一冊です。 本書の特徴本書は、タイトルの通り「世界史=人間の歴史」を大きく変えた植物ということで、植物のなかでも農作