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余白

私の推しの一人であり、人間として尊敬もしている俳優の高橋文哉くん。

先日行われた映画告知イベントにて「人生でこれだけは譲れないものは?」と聞かれると、以下のように答えたらしい。

「余白。

 ”縦”にがんばりたいときは”横”の余白を、
 ”横”に頑張りたいときは”縦”の余白を大事にする。

 ”縦”に努力するために
 ”横”にある、好きなことや友達と会う時間を削ったりするのは…。
 そこを削れば"縦"も長くなるのかもしれないけど、

 自分の人生の余白をしっかりと作って日々生きてます。
 縦を伸ばすためには横も大事。

 人間、ただ細いだけじゃ身長は高く見えないし。」

引用:https://www.tokyoheadline.com/763572/

深いなあ。

そして、すごく好き。

考え方が。「縦」と「横」という言葉を使った表現が。

余白かぁ。

自分の生活に落とし込んでみるとしっくりくる。

仕事で収入を得る(縦)のために、毎日朝から晩まで働き続けることはできる。けれど、それで満足する収入を得たからって人生として満足しているのかってことだ。

縦を伸ばすことだけに注力していたら、いつの間にか横の存在を忘れていて、気づいたら人生がやせ細ってしまう。仕事だけ気にしていたら気づいたら遊ぶ友達がいなくなっていた、みたいなことがあるかもしれない。

それが彼の言っている「人間、ただ細いだけじゃ身長は高く見えない」ってことなんだ。

彼の言う横の存在ってすごく大切だと思った。

私にとっては、趣味を楽しんだり、誰かと旅行したり、なにか考え事をしたりするのが横。

一日に使えるパワーが10ならば、仕事(縦)は7ぐらいにしておいて残りの3は横のためにとっておきたい。

余白。余裕でもなく余白。

大切にしておきたい。







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