余白
私の推しである、俳優の高橋文哉。
先日行われた映画告知イベントにて「人生でこれだけは譲れないものは?」と聞かれると、以下のように答えたらしい。
深いなあ。
そして、すごく好き。
考え方が。「縦」と「横」という言葉を使った表現が。
たとえば、縦が仕事だと仮定すると、仕事を頑張るには仕事に100%のパワーを注ぐのではなく、適度に好きなことをする時間や友達と会う時間も忘れない、ということだろう。(あくまで仮定)
それをあんなふうに表現できるなんて。
うまく説明できないけれど、すっごく好き。
・
余白かぁ。
自分の生活に落とし込んでみるとしっくりくる。
仕事で収入を上げる(縦)のために、毎日朝から晩まで働き続けることはできる。けれど、それで満足する収入を得たからって、人生として満足しているのかってことだ。
縦を伸ばすことだけに注力していたら、いつの間にか横の存在を忘れていて、気づいたら人生がやせ細ってしまう。仕事だけ気にしていたら遊べる人間がいなくなっている、みたいに。
それが高橋文哉くんの言っている「人間、ただ細いだけじゃ身長は高く見えない」ってことなんだ。
彼の言う横の存在ってすごく大切だと思った。
私にとっては、趣味を楽しんだり、誰かと話したり、考え事をするのが横。
一日に使えるパワーが10ならば、仕事(縦)は7ぐらいにしておいて残りの3は横のためにとっておきたい。
余白。余裕でもなく余白。
あらためて高橋文哉の考え方、めっちゃ好き。
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