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アーユルヴェーダ式 食べすぎを止める方法

食べすぎの原因

不安 ヴァータの増悪があると不安になりやすくなり、何かに不安を感じるとヴァータが増悪します。

下痢 

過敏性腸症候群
一日に4-5回 トイレに行き、すぐ排便したいという衝動があったり、重い腹痛、鼓腸の症状があるなどの時は医師に過敏性腸症候群かどうか相談してください。


不安と下痢と過敏性腸症候群のエンドレスのサイクルになってしまう傾向があります。

食べすぎているかどうかを知るには

いつも胃の重さを感じる
便の量が多い
本当に空腹ではないのに目の前に食べ物があったり、食べ物のコマーシャルなど、写真や動画を見るとつい食べてしまう。
食事の時間だから、空腹ではないが食べてしまう。
朝食、昼食、夕食、間食を一日に三回以上何かしら食べている
上記の習慣から毎週のように体重が増加します

症状として

体が重く感じる
すぐ疲れる
倦怠感。
仕事への興味が欠如、何にたいしても特に興味がわかない
いつもだるくて、眠い
一日中 摂取した食べ物の匂いのゲップをする

アーユルヴェーダでは

すでに消化の火アグニが弱くなっている状態で、身体に未消化物アーマがあると上記のような症状になります

ヴァータの増悪、ピッタの不健全からの消化力の衰え、カッファが過剰に増えているためだるく不活発でたべてばかりいる
このような状態ではどのドーシャもアンバランスであり、ドーシャのアンバランスから食べすぎになるというのがアーユルヴェーダでの説明となります

減らすもの


これらの症状を克服するには、チーズや加工食品、肉などの消化に重い食品を摂取する量や回数を減らす

取り入れるもの


代わりに食物繊維が豊富な食品、少量のナッツ、豆類を、ふすま、カリフラワー、キャベツ、ベリー類、緑の葉野菜、セロリ、カボチャ、バナナ、キノコ類を食生活に取り入れる
これらはかさばる食品なのですぐ満腹を感じます

マインドの状態

食べることは味わうことでもあり、快楽につながるため空腹とはどうなのかを忘れてしまいがちです

食べたいと思ったら30分我慢してみてください
そして空腹が去ったのなら、それは本当の空腹ではなかったということです

食べすぎを防止するには

朝食、昼食、夕食、間食を一日に三回以上何かしら食べている人は初めは3回までにしてください。
もし一日三回食べるなら、朝食か昼食はサラダだけにしてください
腹八分までにすることもスタートします

コーヒーやお茶でも食事する時間に近ずけます

完全に空腹になってから食べます

水をたくさん飲む
これは健康な人にとっては良いアドバイスではありませんが、食べすぎになれている肥満者の空腹感を軽減するのには役立ちます

夕食から就寝時間まで少なくとも2時間以上は空ける

食事でおかわりをしない
皿に一回もったら、それだけ食べて終わりにする

食べすぎないための心のコントロール

最終的には心とお腹のゲームなので慣れるまでは忍耐強く、数カ月かけて自己観察、自己抑制、自己規律を練習する必要があります

月に一回か二回の断食、瞑想、プラナヤマ、ミニマリズムなどを実践して食べる量を減らす努力を続けます

断食
空腹時間を最大限にすることで、弱っていたアグニを強くする
未消化物を身体から排泄させる
増悪したカファを減らします

瞑想
マインドにある不安や無駄な欲望などの不要な毒素をリリースすることで、過食を防ぎます
ヴァータやピッタの改善

プラナヤマ
プラナヤマの呼吸は全身に空気を送り込み、経路に空気を流すことによりデトックス効果があり、精神に落ち着きを取り戻すため、食べすぎるマインドに制御を与えます
ヴァータ ピッタ カファ全てをバランスさせる

これまでの長い間の悪習慣は一日や二日で直すことはできません。
食べすぎの習慣を治すには食べすぎを防止するための方法を実践して、慣れるまでは当たり前に日数がかかりますが、改善された後の自分の人生には利益があるものです。




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