少し変化させるだけでよりよくなるかもの話
こんにちは、エレガントウッドの石井です。
少しだけ変化させるだけで、今よりもグッと良くなるっていろんなところにあると日々思っており、そのことに気がつかずに通り過ぎているとも思っています。
デザインも同じ
折り紙のクシャっとしたデザインもモチーフにしてWrinkle(リンクル)。
不規則な凹凸とバランスがいいデザインが特徴です。450ミリ角であえて目地をとり、デザインが繋がらないようにしています。
空間、シチュエーションによりますが、デザインパネルの柄が繋がること、シームレスに見せることがいいとは思っておらず、過去にジョイントやデザインの繋がりについて書きました。
並べない使い方
「並べない使い方」って書くと単純に聞こえますが、デザインパネルの一般的な使い方は同じデザインを並べて使います。
その結果、空間デザインのイメージやコンセプトにもよりますが、どうしても単調に見えてしまいます。
写真のリンクルの場合は、450角ミリで柄が繋がらないように設計しているので、そこまでの繋がりを感じません。
下記の事例は、同じデザインパネル(Wrinkle WK-02)を並べて使った事例
下記のデザインは、アクセントが効くように大きいデザイン(WK-02)と小さいデザイン(WK-01)を混ぜて使っています。大小合わさるとメリハリがつくようになりました。
縦に交互に変えてもよし、市松に使うもよし、です。
感じるメリット
ちょっとだけ変化するだけで、ただ並べたように見えない、工夫してる、というイメージが出来上がります。
また、コストが大幅に上がる、納期が長くなる、というデメリットもありません。
フラットパネルを入れると反対に下がる可能が出てきます。
これって、そういうふうに使うって意識しないと出てこないところです。
変化して使う少しの意識
必要なのは、デザインの段階で、最適な使い方を模索、変化して使う少しの意識だと思います。
いいデザインなのか、よくないのか別として考え方として事例をあげます。仮に一部分にフラットを入れる方法もあります。市松の柄が強調されました。
貼り方を変えるとデザインのバリエーションが増え、デザイナーのレパートリーも当然増えます。
並べて使う、使わないなど使い方に幅があることを知ってもらうだけで、なにかの時に思い出してほしいと思っています。
デザインパネルでの可能性は多いです。こちらもご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?