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NZ車の購入と維持の支出記録【随時更新】

ワーホリ中に貯めたお金で中古車を買ったので、購入と維持にかかる金額をシェアします。
最終的には売れた金額で支出の総額をひいてNZで車を所有するといくら掛かかるのか?結果と、車を所有するにあたって具体的にどのような支払いが必要になるのかをわかりやすく更新していきます。

【 車体購入額 + 諸々経費  ー 車体販売額 = いくら掛かったの? 】

この記事がNZで車の購入を検討しているかたの参考になれば幸いです :)


◎クルマ選びでポイントにしたところ
・ビザの期限により11月の出国が決まっているため、売りに出した際買い手探しに困らないようなものを選びました。

・安物買いの銭失いという言葉にならって安価で売られているいつエンジンがポンといってもおかしくないようなものは避けました。

・買い値と同じ価格で売ること、メンテナンスにお金を掛けないことを理想として、なるべく状態がいいSUVを選びました。

・trademeなどで一般的とされている個人売買を避け車の履歴等書類をしっかり用意できるディーラーを選びました。
ただ相場の把握等リサーチのためtrademeやNZdaisuki、Facebookグループあたりはまめにチェックしておくと良さそうです。

・1999年以前のモデルだとWOF検査が半年ごと、2000年以降であれば年に一度と決められている頻度が違うため後者がスムーズに売れます。

自分がその車の売り手となった際に買い手にうまくアピールできる材料が多いものを選ぶようにしました。そうすると車体価格はどうしても高くなりますが、同じようにそれなりの値段で売ってしっかりお金が返ってくるのであれば実質ダメージはゼロでかつ状態のいい車を所有できるためそのような条件で選ぶことに決めました。
安いからといっていつ壊れてもおかしくないような車を購入するとトラブルを招きかねないのでいまのところ満足しています。


さて、ここからはNZで車を所有するにあたって必要な支払いを以下の項目ごとにみていきますが、これらは車を手放すまで随時更新していきます。

①車体
②NZ免許証
③任意保険
④REGO - 車登録料
⑤WOF - 車検
⑥名義変更
⑦メンテナンス (エンジンオイル交換 tec....)
⑧駐車場



①車体 - $3,990[ MAZDA  SUV 2000cc − 2002年式 − 164,600km ]
車の売買によく使われている各サイトをリサーチした結果、購入価格と同じ値段で売りたいのであれば$3,500がボーダーラインという印象を受けました。
なぜかというと、この値段を下回るとコンディション面的にグレードが下がるように見受けられ、所有して運転するのは問題がなくても売る際に同じ値段で、買い手を見つけて、気持ちよく取引ができるかといえばノーでした。

NZでは走行距離30万キロ走れば大往生と認識されているため、10万キロ目処といわれている日本での感覚おきかえると5万キロの折り返し地点に立った中古車を購入したようなものでしょうか。
同僚のkiwiたちは「2002年式だとWOF車検も年に一度だし、走行距離もまだまだで新しいやん!」と声をかけてくれます。

また車を選ぶ際に必ず確認しておきたいポイントとして、10万キロ目安で交換が必要とされているカムベルトなるものがあります。
車体によって値段が異なりますが工賃含め$500〜1000掛かり、かつエンジンにダイレクトに影響するパーツなのでしっかり交換されているか確認しま
しょう。


②NZ免許証 − $78 (免許証翻訳証明発行料$26 + NZ免許証発行料$52)

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NZでは日本で発行してもらえる国際免許証や、現地の領事館で発行してもらえる翻訳照明証と免許証本体があれば運転ができますが、NZの運転免許証をつくりました。
その3つのメリットとして
・有効期限が10年間
・車両任意保険料が安くなる
・英語で表記されているためNZのみならず世界中(?)で身分証明証として使えるためパスポートを持ち歩く必要がなくなる。


③任意保険 一年契約 - $527 (月$44)
NZでは以下3つのプランが一般的とされています。
A, 対物損害保険[サードパーティ]
B, 対物損害保険 + 火災・盗難[サードパーティ+火災盗難]
C, 対物損害保険 + 火災・盗難 + 車両 [フルカバー]

AAで免許証の申請と同時にフルカバープラン加入の手続きを済ませました。サードパーティだとこの半額以下で加入できるため、とにかく初期費用を抑えたい、最悪の場合廃車にしても構わないのであれば低価格の車購入とあわせて加入しておくと良いですね。
もちろん加入者と車によって値段が変わるためあくまで目安となります。
AAでは一年分の購入のみとなっていますが、途中解約するとそれなりに返金されます。

また豆知識として同じ保険会社でも窓口のおねーちゃんによって値段が変わることがあるみたいなので、何度か見積もり取りにいくとおもしろいかも知れません。



④REGO - $109

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公道を走るための車の登録料金ですね。こちらも車によって値段が変わるのですが僕の車(2000cc)だと月$10弱です。
ディーラーによって9月分まで支払いが済んでいるため、それ以降また支払いが必要になってきます。
低価格かつオンラインや郵便局、AAでさくっと手続きが可能なためあまり負担を感じません。

 − 延長手続きのある8月にまた改めて更新します。
––––––– 追記 (2019.10月) –––––––
オンラインで更新手続きをしました。簡単な項目を埋めて手元に届くまで一週間ほど待つだけの手間いらずでした。

REGOオンライン申請はこちらから↓
https://transact.nzta.govt.nz/transactions/RenewVehicleLicence/entry

車のナンバーを入力するとREGO料金が確認できます↓
https://rightcar.govt.nz/rego/




⑤WOF - $830

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冒頭でシェアした通り、一年または半年に一度に受けなければいけない車検です。料金は車に問題がなければ$40程度に収まるようです。
しかし整備の行き届いていない車を買ってしまうと修理やパーツの交換等がかさんでかなりの高額になるケースがあるようです。
実際僕の知人は$900請求されたそうで相当へこんでいました。
このような事態も起こりうることを想定しながら予算や車選びを進めると余計な出費を避けることができるかもしれません。

 − 8月にWOFが必要なのでまた改めて更新します。

–––––– 追記 (2019.8月) –––––––
WOF検査してきました。結論からいうと$830でした.....
交換したパーツとしては、フロントタイヤ二本、ブレーキパッド、ブッシュとそのバー、各バルブ、これらに工賃が乗るかたちです。
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⑥名義変更 − $0 (本来は$9)

AAや郵便局の窓口で簡単に手続きが出来ます。
僕の場合はディーラーがREGOの延長とあわせて支払ってくれたので$0としました。

⑦メンテナンス − $370 (2019.7月 更新済)
もちろんこちらは義務ではありませんが、良い状態を保って売る際に買い手へのアピール材料とするため、クライストチャーチにある日本人整備士さんnにフルサービスメンテナンスをお願いする予定です。
WOF項目外でケアしておくべき箇所をみてもらって整備済証明書のようなものがあればいただきたいと考えています。
− 検査後レポートします。

––––––– 追記 (2019.7月) –––––––
日本人整備士さんにフルサービスメンテとバッテリー新品交換のお願いをしてきました。項目ごとにみていきます。

フルサービス− $120
車を長く乗るためのエンジンと足回りの総合点検といった認識で良さそうです。特に問題点はなく今後も調子よく乗れるはずだとアドバイスをいただきました。フルサービス後かなりエンジンの調子が良くなったというか、スピードの伸びがダンチでとても満足しています。

バッテリー新品交換 − $250
自分でバッテリー購入、交換するともう少し安く抑えられようです。
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⑧駐車場 − $0

んなものはない!家の前に駐車!が一般的な認識?
購入の際に車庫証明の必要もありません。都心に住むと例外があるのかもしれませんが、基本的には心配する必要はないです。


以上が車の所有に必要な支出項目になります。
◎現在の支出 $5,906
 − 今後の支出予定 : REGO
 − 理想 支出総額
:  $6,000 - 車体販売価格 $4,500 = -$1,500

今回個人のガソリン代はあまり参考にならないかと考え省きました。
次に必要な支出としてREGO更新が控えていますが、トラブルのない限りそれらが最後の支出になります。
基本的に全ての手続きが簡単かつ、ちまちました支払いの義務がないため労力的にも金銭的にも負担なく車を所有できると感じます。
やはりポイントとしては車の本体予算をいくらに設定するか。
どのような用途で所有してどのように売るかまで想定したうえでの予算設定が肝心になってきます。
僕の場合、ディーラーで$4,000の車を買ったのだからWOFはスムーズにクリアするだろうと高を括っていましたが、結局のところフルサービスとバッテリー交換を含め$1,300の支払いが待っていました。

さてまた支出があれば更新します。

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( 2021年6月更新 )
ニュージーランドをあとにして現在オーストラリアからこの記事を更新しています。正直なところ、パンデミックの影響で予定よりニュージーランドに長く滞在してしまったのと、この記事の存在を完全に忘れていたせいで更新が遅くなってしまいました。

結果からお話しすると、フェイスブック投稿で買い手を探して無事売れたのですが期待していたより安い$3500の値段がつきました。
なぜ安くせざるを得なかったかというと、パンデミックでボーダーが一年以上しまっている状況が買い手市場をつくりあげたからだと考えています。
中古車市場はバックパッカーが主に取引をしているのですが、買い手である海外から入国してきたばかりの人がいなくなり、売りたい人で溢れてしまったわけです。
とあるホステルで一緒になったグループに「車の買い手探してるんだけど興味ある?」とたずねたところ、全員に「俺も車の買い手を探している」と言われてしまい、そういったシーンが数週間幾度にもなくもつづき、こりゃどうしようもないなと観念し値下げをした結果、ようやく買い手をみつけることができました。

なんとか$3500で売れたのですが、取引のトラブルを避けるためにも、できるだけ良い状態にしておこうと整備や部品交換に$1000ほどかけたため、それを差し引いて$2500が手元に残ったかたちです。
更新前にまとめた訳$6000の総出費と、この記事で更新するのを忘れていた2度目のREGOとWOF費用数百ドルを足し、そこから車を売って手元にのこった$2500を差し引くと、おおよそ$4000弱のマイナスになりました。

車を購入した当時の想定どおりにはいかなかったものの、2年半中古車を所有し、その車体代、整備代、保険代など、ガソリン代以外すべての出費をあわせて$4000弱。年間あたりおおよそ$1500とガソリン代を払っていたと捉えるとそこそこのコスパではないでしょうか?
この記事が参考になれば幸いです:)

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