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カルチャーショックな月曜日のシナモントースト

食べたい。

シナモントーストが食べたい。

正確には、シナモンシュガートースト。

こうなったら食べるまで納得しない私の脳みそ。

仕方ない、食パン買いに行こっと。


いつもは食パンのトーストなんてあまり食べないので、できれば5枚切り3枚ぐらいで買いたいところ。

仕方ない、パン屋さんまでいくか。

朝7時のちょっとしたお散歩。

なんで朝のパン屋さんの香りってこんなに素敵なんだろうか。

お目当てのものがないので、可愛らしいおばちゃんに話しかける。


「食パン、半斤の半分で売ってもらえますか?」

「…ん?」

戸惑う店員さん。

×2。

私はどうやら、ベテランスタッフ2人を困らせている。

あれ?

一斤てあの長いやつだよね?

どうやら私は大変な間違いをおかしていたようだ。

一斤はだいたい、あのスーパーで売られている1袋分ぐらい。

想像していたのは、1本という単位だそうな。

半斤の半分だったら、

5枚切り1枚と5枚切り1枚の半分ぐらいだろうか。

9と4分の3番線みたいな。

そういえば、前も分厚い食パンが食べたくて3枚切りをお願いしたとき、間違えちゃった気がする。

買った塊を単純に3分の1ずつの大きさできってほしかった私。

6枚切りにして3枚分に売ってくれたっけ。

日本のパンの買い方は難しい。

でも、私のいくパン屋さんはみんな優しい。

だって、帰り道の私の手には5枚切りが2枚だけあるんだもの。

欲しい分だけ買わせてもらえた。

そんなカルチャーショックという名の自分の無知を反省し、

何とか焼き上がったシナモンシュガートースト。

もう常備することにした、パン切り包丁で丁寧に切ってゆく。

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