歌詞を読む82 「 三千世界の鴉を殺し 」
「 三千世界の鴉(からす)を殺し 」
孤独を混ぜ合わせて
身体を溶け合わせて
二つの鼓動を ぴったりと重ね
はだけた白い丘に
縛られた黒い茂み
放たれた狂気 終わりのはじまり
この身体の 星を数え
奥に眠る 朝をつぶして
熔けるほど怨みたい
あなたは人のもの
二人の出会いは 遅すぎた もう手遅れ
その身体の 傷を数え
横にねむる 人をつぶして
答えきかせて
明け方に飛ぶ鳥の
命を奪い去り
あなたと二人 落ちてゆく 夜の中
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