エコ事記便り2023.04 NFT作品ビジュアルミュージック「飾る音楽」

さて、ついにお知らせできることになりました。
新しい作品「飾る音楽」。
私なりに、デジタルでの音楽の可能性を追求したNFT作品です。

「すべての芸術は音楽に嫉妬する」と言われます。
けれど、音楽を作る私は、しばしばほかの芸術表現に嫉妬していました。
半永久的に飾ることのできる絵画、写真、彫刻、インスタレーション・・・。

音楽も、飾ることができないだろうか？
自分が絵画に向き合う時のように、何分も、時に何時間もその前に立ち、その世界にじっと耳をすませてもらえないだろうか？

デジタルツールを使えば可能なのではないか？
そう考えて制作したのが本作「飾る音楽」です。
英語では「Displayed Soundscape」というタイトルです。
直訳すれば、展示する風景音、でしょうか。

一般的に「サウンドスケープ」は、ある環境における音のことですが、
本作において聴こえる音楽は、作者である私＝人間の声のみです。
この作品の撮影時の音=森の音、川の音ではありません。

けれども、撮影時に感じた旋律を元に作った音楽であるという点において、この風景に紐づいたサウンドであり、また、この風景の前においてのみ（つまり、本作品の前においてのみ）聴こえる音楽という意味においても、ある種のサウンドスケープといえると考えています。

本作「飾る音楽シリーズ」の「歌う、動く、絵　No1, No2」は、絵をイメージした固定映像に音楽を重ねています。通常の映像では被写体となるであろう「人間」は可能なかぎり動かず、ただ自然の営みだけが動きを紡ぎ出しています。
音楽は、実際の撮影現場で感じた旋律を元に、原始的な楽器である人間の声のみで作り上げました。

下部のリンク先の写真のようにタブレットで、スマートフォンで、PCモニターで、どうぞ飾ってお楽しみください。

No1,No2は冬景色ですが、今後様々な景色、場所で連作を制作予定です。
なお、本作はNFT作品ではありますが、【仮想通貨を購入する必要はございません。】
ご購入には、クレジットカード（日本円表示）がご利用いただけます。
ご購入いただかなくとも、下記のリンク先で（小さいですが）ご覧いただけます。

・エコツミ・の新しい挑戦作品。
覗いてみていただけると嬉しいです。

■飾る音楽シリーズ
「歌う、動く、絵　No1」
https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/27496273753461775571516994366392526138317740845053577026373160212052635025423/
「歌う、動く、絵 No2」
https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/27496273753461775571516994366392526138317740845053577026373160213152146653199/
＊本作はMVではなく、コンセプトアート作品です。
＊クレジットカードの使い方は以下をご覧ください。
https://support.opensea.io/hc/ja/articles/4413380935187-%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%84%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7-NFT-%E3%82%92%E8%B3%BC%E5%85%A5%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-