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自己紹介という名の問題提起
世界中がコロナの影響で当たり前の日常を送ることがままならない今、改めて将来のことは予測不可能だなって思い知らされる毎日。
数年前を振り返れば、誰も私がNYにある大学に進学するなんて思ってもいなかった。ましてや、子供の頃は食物アレルギーもあって、みんなと同じものが食べられないのはごく当たり前のことやったし。喘息もあって、よく入院もしてたし。
乳製品ばっかり食べてるイメージのアメリカ。資本主義を謳歌しているように見えてたアメリカ。銃社会のアメリカ。全く興味なかった。
東南アジア、アフリカ、南アメリカ。
あたかも世界のトップのように資源やらなにやらを操ってる先進国とは違って、たくさんの社会問題を抱えているであろう、まだまだこれから発展してくと言われている地域や国の方がたくさんの笑顔があって、動物もいて、写真で見るその風景の方がよっぽど私には魅力的だった。
どうやったらそこで働けるのかな。
やっぱり英語は話せるようになりたいな。
外からの日本ってどんなんなんやろ。
国連の近くなら、興味のある仕事をしている人に会えるかな。
そんなこんなであらまたびっくり、私は今アメリカで暮らしている。実際にNYに住むようになって、これまたびっくり、想像してた風景とはだいぶ違ってた。
よく耳にしてた”アメリカンドリーム”はなんやったん?なんでこんなにシティにはホームレスの人がたくさんいるん?あれ、アメリカ人ってfinancial aidもらって学校行くのが当たり前なん?ってかそもそもアメリカ人ってどの人のこと指すん?え、人種のサラダボウルって学校で習ったけど、めっちゃ人種差別あるくない?性的マイノリティーの人にも寛容なんちゃうかったっけ?
え、マジで?ってこともたくさんあるけど、ここでの生活も案外悪くないよなーって。日本にいるよりも空気がきれいで、体調を崩すことがほとんどなくなったし。え、日本人なん?って嬉しそうに話しかけてれる人とか。電車で隣に座っただけやのに、めっちゃ話して仲良くなったおっちゃんとか。何よりも、NYの美術館はほんまに最高!
NYにきてもう3年。来年には大学を卒業予定で、あと1年のアメリカでの限られた生活もコロナのお陰で何にもやりたかったことができなくなり、もやもやがたくさんのえけまる。
これから私が感じたこと、考えたこと、なんでもまとめて私の備忘録にしようかな。という簡単な自己紹介でした。
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