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【皆さんも注意】ビジネスをしている人間が陥りがちな足枷となる考え方
どうも、M.YMKN(マーケターのヤマケン)です。
今回は、ビジネスをしている人間が陥りがちな足枷となる考え方について書いていこうと思います。
この前、地方に住んでいる友達から、「ヤマケンさんならこのパフェにいくら払いますか?」というLINEが入ってきました。
LINEの送り主はこれからパフェのお店をやろうとして、LINEには作った試作品のパフェの写真が載っていました。
試作品にどれくらいのお金を払うかを聞かれた僕は
「うーん、600円くらいかな」
と答えると、友達はその答えに納得いかなかったのか
「えーっと・・・そこらへんのファミレスと同じ手抜きのパフェじゃないんで(笑)」
と言ってきて、試作品を作るのにどれだけの材料を使ったのかを説明してきました。
その説明を見た僕は彼がやってることはビジネスをしようとしてる人間としてはよくないなと思いました。
よくない理由は2つあります。
①ハイクオリティだからといってお金を払うわけではない
②商品以外の価値にお金を払っている
それぞれ解説していきます。
【理由①】 ハイクオリティだからといってお金を払うわけではない。
まず①の「ハイクオリティだからといってお金を払うわけではない」について。
クオリティが高ければ高いほど喜ばれ、価値を感じてお金を払ってくれる、と思いがちですが、これは大きな勘違いです。
ハイクオリティなものでなくとも、そこそこのクオリティさえあればそれで十分という需要もあるんですよね。
たとえば僕の場合、パフェは美味しければそれで良いと思ってるので、パフェに出せるお金はせいぜい600~800円程度。
1,000円以上のものを食べようとはなかなか思いません。
以前、誕生日の日に2,000円のパフェを食べたことがありますが、そういう記念の日でもないかぎり、1000円以上出そうとも思いませんね。あとはデートだったら出しますね。
【理由2】商品以外の価値にお金を払っている
次に理由②の「商品以外の価値にお金を払っている」 について解説します。
先ほど、誕生日やテートであれば1,000円以上のパフェにお金を出すと書きました。
僕は誕生日の日に食べられることや、デートの日に食べられるという商品以外の価値に対してお金を払っているわけです。
「想い出に残ることなんだから高くてもいいか」という感じでお金を払っています。
僕のように、商品そのものというよりも商品に付随する価値(思い出、記憶、人)に対してお金を払う人は多くいます。
このことに気が付けないと、まだ商品を出せるクオリティじゃない!ということばかり考えてしまい、なかなか商品を世に出せなくなります。
クオリティを高めるのってけっこう時間がかかるので、この思い込みにハマり続けていると、自分の商品がなかなか売れず、いつまでたっても商品販売を開始できない状況に陥ります。
みなさんも商品のクオリティにとらわれてお金をいただくことができないという状況にならないように気をつけてくださいね。
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