"音楽番組"NHK「SONGS OF TOKYO」は、企画として何が新しいのか

5/5(日)に放送された、NHKの新しい音楽番組「SONGS OF TOKYO」をご覧になった方はいますか?

テレビの録画ビデオとして溜まっていたものをたまたま見直しました。
これが、スゴイ。斬新なアイデアに満ちた素晴らしい番組でした。

率直に、印象に残った点をまとめてみました。

・冒頭、1分でまとめた「YOSHIKIさんの半生動画」の秀逸さ。(わかりやすい...)
・現在、「プロフェッショナル 仕事の流儀」のスタッフがYOSHIKIさんに密着中である、というさりげない番宣(観たくなった...)
・YOSHIKIさんを愛してやまないインターナショナルなファン5名を出演させる。(海外のファンの存在を実感。こんな人たちがファンなんや...)
・それらのインターナショナルファンと流暢な英語で語らうYOSHIKIさんのかっこよさ(あんな風に英語で会話したい...)
・MCのホラン千秋さんと村上信五さんを含め、全員が話す言葉をキャプションで同時通訳。
英会話の学びのきっかけになる。
「音楽×英会話教育」という新たな視点。
※そもそもこの番組が国際放送だからこういう形が生まれたのかもしれませんが。

新しい企画の切り口がこれでもか、と散りばめられた素晴らしい番組でした。
これからも観続けていくと思います。

X JAPANが平成元年にデビューしたことから、令和に変わったことがきっかけでYOSHIKIさんは呼ばれたようです。こんな切り口で出演者さんを決めることもできるんですね。

次はどんな人がゲストに呼ばれるんでしょうか。

▼ NHK「SONGS OF TOKYO」
https://www.nhk.or.jp/songsoftokyo/

エピソード1 の前にエピソード0 が放送されていたみたいですが、その時は水樹奈々さんと宮野真守さんという声優コンビが出演したようです。リアルタイムで観たかったですね...。
この記事を書いた時点ではまだエピソード2 についてサイトに掲載はされていませんでした。

この番組を観て、以前もnoteで書いたことですが、

”過去に既出の存在同士を組み合わせることが新たなアイデアを生み出す”

という法則をまた実感しました。この番組で言えば、「音楽番組」×「英会話教育番組」の組み合わせですね。

と言いつつ、すみません。もしかしたら既に、過去に生み出されている番組手法なのかもしれませんが、今回初めて観た私は、この番組の斬新さにすっかり魅せられてしまいました。同時に、めっちゃ英会話の勉強になりました。笑

昨今、「こんな日本スゴイ!」番組に寄せられる違和感(※参考記事)も話題ですが、ここまで練られた企画であれば、私は不満を感じません。
YOSHIKIさんがそもそもワールドクラスの伝説的アーティストであることは、丁寧に、しかも1分で簡潔に説明されてありますし、いろんな視聴者層への配慮に満ちたとても良い番組だと思いました。

これからも、がんばって仕事をしてまいります。

それでは。

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