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【Backpacking】世界のみんなの死生観を聞いて周ってみた


輪廻転生(人間の生まれ変わり)を信じる?

Do you believe in reincarnation?


こういう話は気軽に聞いて良いのか分からないが、
東南アジアをバックパックしている間に、色んな国の人に聞いて回っていた。

なんだ、この日本人は、と思われたかもしれない。
それくらいカジュアルに聞いていた。

なんの趣味か分からないが、
小さい頃から興味あるトークテーマランキング10に入るくらい、
人の死生観について興味がある。

色んな答えが返ってきた。

「昔は信じていたけど、今はカトリックになった。」
「死んだら、そのまま土に還るから、その先はない。」

など、予想通り、死生観はそれぞれだった。

日本で、周りの友達に聞いた時も、
「死んだら、無になる。」
「天に行く、そこの次元の世界で暮らす」

など、またそれぞれで聞いていて面白い。

私自身は、98%輪廻転生を信じている。
まだ、子供だった頃、私は自分の命が消えること、家族の命が消えることが、何よりも恐怖に感じていた。想像しただけで絶望の淵に立たされているようだった。

その恐怖感から逃れたいがために、次がある。
死は一時的な死であって、永遠ではないと強く信じたかったのかもしれない。

ふと、私は人との会話の中でよく、「多分過去世はヨーロッパにいたからアンティーク家具に惹かれるんだよね」、「過去世は、多分私たち姉妹だったよね」などと、輪廻転生が前提の会話の振り出し方をしている。

友達もよく、話にノってくれているなと感じる。

でも、これがまた、楽しいのだ。

人生に意味を見いださなくても良い。ただ生きるだけだと言われても、
うんうん、と頷けない。

何かしら、意味を感じられないと生きた心地がしない。

もし、あなたは、過去世で悪事を働いた。
だから今世は、清く正しく美しく、罪を晴らすために生まれてきた。

と言われたら妙に納得する。

今が、幸せそうな人に、みんなが揃って口にする
“前世でどんな徳を積んできたんだ”
というセリフは
実は本当だったりするかもしれない。

タイ
チェンマイから4時間田舎町Paiにて

ついに自分の過去世を知るときがやってくる


来週、霊能者と話をする機会をいただいた。
そこで初めて、自分の過去世を知ることになる。

なんとなく想像はつくが、
非常に楽しみである。

ヨーロッパでバレエをやっていた少女。とかだったら
飛んで喜ぶが、
もし、働きもしないクズ人間だった。

とか言われたらどうしようか。

急にロマンを失ってしまう。

それはそれで、受け入れて、
今世で最大にロマンに溢れた人生を送るしかない。

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