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SIADAY2〜ビジョンワークショップを終えて〜

SIAのDAY2が終わりました。どんなことをしてきたかというアウトプットと、今の気持ちを綴ります。

10月5日のDAY1から3週間の間をあけて開催された今回のDAY2。DAY1ではSIAのプログラムで最も大切なビジョンワークショップから入りましたが、今回はその続きです。

バリュー・ミッション・ビジョン

バリュー
VISION/MISSIONを支える企業の魅力・提供価値
ミッション 
掲げたビジョンを成し遂げるために、永続的に取り組む使命
ビジョン
企業の存在意義の根幹であり、企業が目指す世界/未来

DAY1では上記について自分の有りたい姿を言語化するという作業が中心的に行われました。「綺麗で収まりのいい言葉にまとめるのではなく、自分ごととして考えや想いを伝えられる状態にすること」というのが講師からのアドバイスでした。

DAY2 ビジョンWSの成果

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考えの順番としては、①バリューを書き出す→②その先にあるビジョンを出す→③ビジョンを達成する戦略となるミッションに落としていく、となります。DAY1ではひたすらこのワードを書き出す作業が進められます。
自分の場合、何ができるか?ということから提供価値を模索。DAY1が終わってから、講師の方から修正が入り、自問自答と壁打ちと呼ばれるペアワークを通じて、なんとなく形になってきました。

主なところをピックアップすると(現時点での付け足しも含め)


機能的価値
・第二の故郷(大人の夏休み・冬休み(心がやすまる場所)
・非日常的体験ができる(カヌー、自然トレッキング等)
・足元(自分のまわり)が好きになれる。足元の魅力を伝えられる(そこに暮らす人が暮らしていない人に対して)
・地域外に開かれた視座
・日常の解像度が上がる
・自然を見る目が鍛えられる(新しい視点で今いる場所を面白がれる)
・一期一会(一瞬一瞬)の体験ができる(自然は一回限り)
・感受性・美的センス・観察眼が磨かれる→景色を見ると心が休まる
情緒的価値
・今ここにいる自分を感じられる
・自然の前では肩書が無くなる(自分は自然の一部だと感じられる(学び・気づき)
・自分(人間)の小ささがわかる 自分を客観的に見られる
・早起きが楽しくなる 川や冬を好きになる(価値の転換)
・西和賀の人を好きになれる(ハブパーソン)
・美しいものを美しいと言える(自信がつく)
・豊かさについて考えさせられる
・知らない場所に行ける喜び
・身近なことを面白がれる
社会的価値
・環境問題・社会課題に興味を持てる
・災害に強い人が育つ
・行動する人が増える
・身近なことに興味を持つ人が増える
・未来に何を残して何を変えたいかわかる・言える
・子供が将来暮らしたい地域
・地域の中と外との橋渡しが得意
・日常会話の質が上がる
ミッション
・西和賀の自然が見せる一瞬の煌めきを町の中へも外へも伝える
・生活者の自然の解像度を上げていく→日常(暮らし)の解像度を上げていく
・ツーリズム 「この暮らしがいい」との体現者
・暮らし・生き様に自信を持って「いいね」といえる人を増やす
・「これがいい(新しい視点で面白がる)」という生き方を見せる(西和賀(過疎の村)スタンダードを体現)
・価値観の揺さぶり
ビジョン
・美しいものを美しいと言える社会(自分の価値観を信じられる)※自分のいる場所を愛せる人々
・本当に大切なことをわかっている(未来に何を残すか)
・もう一度世界が歌う ※日常が豊かになる(あそこにあの花があって、この季節はこうなる)
・自分の頭と手足を動かした幸せ(スタンダード)※価値観が揺さぶられる
・自分の暮らし・生き方・幸せを見つめ直す(季節が巡る楽しさ 生きる楽しさ・喜びを感じられる) 
・暮らしの実感 生きる実感 暮らしの豊かさ(これがいいな〜) 
・明日への活力 (日常を面白がれる) ※課題が課題じゃなくなる
・透き通った本当の食べ物が本当の食べ物になる


書き出したこれらを体系的に講師の人や参加者との壁打ちを通して話していくのですが、いただいたアドバイスとしては、「ビジョンとミッションの間の差が広くてもう少し狭めた方がいい」や「高い視座で見ているからこのままビジョンとミッションを磨いた方がいい」等々。。何度も頭の中で反芻しながら考えていきますが、これが作業としては、結構悩みどころポイントです。さらに、ビジョンについては、これから解像度を上げながらシンプルしていきますが、次のDAY3のゴールはビジョン・ミッション・バリューを明快で共感性を持った 文章にし、発表できる状態にまで持っていかなければなりません。

言葉をシンプルにしていけるかどうかは、本当に難しいところで何度も自問等の日々が続きます。

私が本当にやりたいことはなんなのか。でも、絶対に心のなかにあるのは、住んでいる人たちが自分たちの暮らしや幸せに当事者意識を持ち、自分たちの豊かさを本気で考え実行している世の中を作りたいということです。課題が目の前に現れた時に、「誰かがなんとかしてくれる」じゃなくて、自己の内部から内破していける社会。それが過疎が進み、自然が豊かという言葉では語り尽くせない西和賀からなら絶対に作れるという感覚があります。誰もが自分の身の回りのことを自分ごと化した社会はもはや課題が課題じゃなくなるはずです。しかし、それをどうやって創っていけばいいのか。日々自問自答。またブラッシュアップして変わったらお知らせします。

また「お前ののやりたいことはこうじゃない?」とか「言葉を置き換えるとこうじゃない?」というのがありましたらお知らせください。

zen

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