瑛然

霧や靄におおわれがちで、雪もどかどか降ります。そんな西和賀に生まれ育った然と、余所から…

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霧や靄におおわれがちで、雪もどかどか降ります。そんな西和賀に生まれ育った然と、余所から嫁いできた瑛が、ここで生きることのわくわくやモヤモヤを綴ります。イーハトーヴォ西和賀では、光が乱反射してキラキラと人を惑わせるのです。

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    2020年7月15日にセルフビルドでオープンしたネビラキカフェ関連のノート。

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    2019年3月に開催した暮らしのうつくしさを楽しみ地域の価値をあげる3日間 in 西和賀レポートのマガジンです。

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    SOCIAL INNOVATION Accelerator(SIA)2019のプログラムに参加してのNoteをまとめたマガジンです。 〈SOCIAL INNOVATION Accelerator(SIA)2019〉 https://www.social-ignition.net/2019

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雪国の暮らしの豊かさ〜すきとおった本当の食べ物をあなたもどうぞ〜

昨朝は遠方よりわざわざ来てくださった知人を西和賀の凍てつく朝に案内してきた。霧氷や堅雪、ダイヤモンドダスト、サンピラーといった西和賀でも一冬に数回しか見られない現象が同時に見られた朝に。 朝6時から歩きはじめ、7時頃朝日が昇った。戻り始めた8時頃には霧氷はもう溶けかけて普段の日常に戻る。これが一瞬の煌めき。 太陽はもう春になり、多くの地元の人達の高揚感を感じた。それは、雪あかりという年に一回のお祭りがコロナで中止になったにも関わらず、家の前に雪像を作っている人たちの動向か

    • ネビラキ inn(宿)計画始動

      起業してからやりたいと考えていた宿の計画がいよいよ動き出しました。 2018年に地域と生きるゲストハウス開業合宿に参加してから、地域の魅力を発信するには宿が適しているという思いがありましたので、自分の宿をやれるというのはとても感慨深いものがあります。 どんな宿にしたいのか、これからネビラキはどうしていきたいのか、説明いたします。 宿のフィロソフィー宿のフィロソフィーは自分の根っこ(自分らしさ)がわかる宿です。 質問ですが、あなたは自分の自分らしさが何かわかりますか?

      • 「越境」〜我々意識の範囲を広げるには〜雪あかり in 西和賀2024を終えて

        雪あかり in 西和賀 2024 無事終了しました。 県内各地から助っ人が来てくれ、金ヶ崎高校、大迫高校、北上湘南高校、地元西和賀高校からも生徒多数手伝ってくれたおかげで、ゲストカフェやチャレンジショップ、フードトラックの出店が実現しました。 地元のメンバーの活躍もあり、子供を見ながらネビラキランドの陣頭指揮も取ることができました。 本当に関わってくれた多くの皆様に感謝です。 親ガチャや出生地ガチャという言葉がありますが、大切なのは与えられた環境で自分らしく表現しなが

        • 雪あかりinにしわが2024一緒に盛り上げてくれる方募集します!

          2024年2月10日(土)に西和賀町全域で行われる雪あかりというお祭りがあり、ネビラキ・ネビラキカフェでも1夜限りのネビラキランドを作ります。 テーマは即興性、創造性です。 雪あかり in にしわがとは?西和賀町には30年以上前から脈々と続いてきている雪あかりというお祭りがあります。 雪あかり in にしわが 冬の一番雪が多くて寒さが厳しい時に、希望する各家庭に12個ずつロウソクが配られ、家の前とかに穴を掘ってロウソクを灯すというもの。 個人だけでなく、希望する団体や

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          ネビラキカフェからネビラキランドへ

          2020年7月にオープンしたネビラキカフェは2023年でまる3年を超えた。先行きが見えなかった2020年のコロナ真っ最中にオープンし、飲食店の3年以内の生存率は30%と言われている中、地道な日々の業務をこなしながら、時には外の力も借りながらなんとか今までやってきた。カフェの最近の振り返りとこれからのネビラキのビジョンについてまとめてみる。 毎日店を開けることの大変さオープン当初からネビラキカフェは月火曜日休みの水〜日曜日の週5日営業で、4月〜11月初旬までお店を開けています

          有料
          300

          ネビラキカフェからネビラキランドへ

          人の動きが出ると一気に物事が進む(関係人口の基本)

          リソースが少ない地方の人の集め方西和賀町は岩手県内で最も人口減少率や高齢化率が高く(51%超え!)、近所を見渡しても人がいないというのが現実です。夫婦2人で切り盛りできるサイズ+αでお店を設計しましたが、順調に客足も伸び、食洗機を導入したり、厨房を拡張したりお店の規模も少しずつスケールアップしています。 設備にお金をかけたり、導線の効率化を図るなど、できる限りのことはやりますが、やはりいちばん必要なのは人です。 おてつたびから広がる地域の可能性 カフェの可能性も広げるた

          人の動きが出ると一気に物事が進む(関係人口の基本)

          不登校の中学生がカフェでお手伝いをしてくれた話

          ネビラキカフェの繁忙期は春(4月下旬〜5月)と秋(10月〜11月上旬)です。この時期はカフェだけでなく街全体に人が溢れており、小さいネビラキカフェは業務を回すのも精一杯ですし、何よりもスタッフの確保が一番大変です。春にはおてつたびというサービスを活用しましたが、我々の受け入れの余裕がなく今回はパスすることに。しかし人は足りないので自身のFacebookで住み込みバイト募集の投稿をしました。 そしたらなんと妻の高校からの友人が中学生の息子さんを連れて来てくれることに! 中学

          不登校の中学生がカフェでお手伝いをしてくれた話

          《JR北上線 無料で乗ろう!キャンペーン》に踊ったカフェの話

          JR北上線、無料で乗れるってよ。2023年11月9日から11日の4日間、岩手県の北上駅と秋田県の横手駅を結ぶJR北上線が無料で乗車できるキャンペーンが企画された。JR各社での初の試みで、目的は赤字ローカル路線の利用促進だという。 私たちは、北上駅と横手駅の中間あたり、県境のほっとゆだ駅から徒歩2分の場所でカフェを営んでいる。1日50人も来れば結構忙しい、その程度の弱小カフェだ。ほっとゆだ駅前に飲食店は2軒しかなく、このキャンペーンの影響を受けることは間違いないと予想された。

          《JR北上線 無料で乗ろう!キャンペーン》に踊ったカフェの話

          ネビラキランドへの道のり

          家を購入しました。それも自宅(ネビラキカフェ)近辺の2軒を。 湯田ダムが出来てからまもなく60年になりますが、高台に移転してきた方々も高齢化してきており、このエリアを離れる人もチラホラ出てきました。 これまで、カフェに暮らしていましたが、小さな子どもを抱えた4人家族では手狭になってきており、暮らしと生業の分離という点においてもいくつか家があるのは生活の質の向上が望めそうです。 2軒あるうちの一つは宿にしようと思っています。ネビラキカフェの通りにある家なので、裏には錦秋湖のレ

          ネビラキランドへの道のり

          愛と算段銃。 やさしさに包まれたなら

          【ダイアログカレッジ】〜地域の宝を世界に発信!夢の具現化方法を学び、100人の1歩を踏み出す2日間in西和賀 が無事に終了しました。 ダイアログカレッジに参加して、私が受け取った学びは、地域でやりたいことを実現するために必要な武器は「愛と算段銃、そしてやさしさ」だということ。(注:算段銃は私が勝手に考えた造語です) 「愛」のひとつ目は、やりたいことへの愛。 講師であるストーリーメーカー・中村功芳さんの言葉を借りれば「10,000時間考えてもニヤニヤできること」であり、「1

          愛と算段銃。 やさしさに包まれたなら

          なぜ今ダイアログカレッジを西和賀で開くのか

          こんにちは。 4月1日、2日と開催されるダイアログカレッジの主催である駅前だびょんの瀬川然です。 ダイアログカレッジとはなんなのか、なぜ今西和賀で開催するのか、ちょっと熱苦しいことを書き連ねることになりますが、読んでくだされば幸いです。 ダイアログカレッジ詳細・お申し込みについて ダイアログカレッジとはなんなのか一言で言えばこれからどうやって良く生きて暮らしていくかを他人と対話しながら一緒に考えていく場のことです。 日本は超少子高齢化社会に突入し、今のままの枠組みでは今

          なぜ今ダイアログカレッジを西和賀で開くのか

          【ダイアログカレッジ】〜地域の宝を世界に発信!夢の具現化方法を学び、100人の1歩を踏み出す2日間in西和賀〜4月1日(土)、4月2日(日)開催します!

          NPO法人アースキューブジャパンが主催するゲストハウス開業合宿や生業(なりわい)合宿の短縮版ダイアログカレッジを西和賀で開催します。 イベント概要詳細内容【Day1】4/1 ユキノチカラ発見ダイアログツアー(フィールドワーク) 定員10名 4月1日(土)11時〜17時30分 《内容》フィールドワーク 岩手と秋田の県境に位置する西和賀町。岩手県内でも一番の豪雪地帯として知られています。冬の活動を妨げる雪は西和賀の大きな財産です。たくさんの雪が豊富な水を生み、そのおかげで美

          【ダイアログカレッジ】〜地域の宝を世界に発信!夢の具現化方法を学び、100人の1歩を踏み出す2日間in西和賀〜4月1日(土)、4月2日(日)開催します!

          ネビラキランドに込めた願い

          3年ぶりの雪あかり in 西和賀。 今年はネビラキランドという今までにない規模の雪あかりをこさえ、自分自身の内に秘めている何かを全面に表現できたと思います。それは、イメージであり、喜びであり、怒りであり、関係性であり、ここに暮らす理由であり、ネガをポジに変える心のありようであり、まあとにかくエネルギーの源みたいなものです。 訪れてくださった多くの方のため息と、子どもたちのはしゃぎ声、住民の歓喜の声を聞きながら、この場が永続するにはどうしたらいいか考えてました。普段の日常が

          ネビラキランドに込めた願い

          排雪作業員という立場から感じる全体性

          冬場の仕事の一つであるJR北上線ほっとゆだ駅構内の排雪作業が始まっています。列車と列車が通る間の時間に駅構内に溜まった雪を手作業でホーム内にある流雪溝に雪を捨てていくという作業です。中々入ることのできない駅構内での作業と、作業員である地元の方々との触れ合いが楽しいです。ある意味こういう日雇い労働のような仕事は自由に生きている方も多く、こちらが心を開いていると新しい出会いと発見があったりします。 2人目が産まれてから妻子は妻の両親のところにおり、少しさびしいですが、雪が多い西

          排雪作業員という立場から感じる全体性

          ネビラキカフェ3rdシーズンを目前にして思うこと

          この2年間で地域に起こった変化寂れてしまった駅前通りにカフェをオープンしてから2周年を迎えました。 自分たちがほしい暮らしから逆算して事業を考え実行してきた2年間。 想像通りに進んだことやそうじゃないことは多々ありつつ、継続することの大変さと、暮らしという遠心力に振り回されない強い意志を保ち続けることへの挑戦の日々でした。 「カフェを開いてから地域の変化は感じられますか?」 と聞かれることがあります。外から見れば色々変化があるのでしょうが、暮らしの渦中にいる我々にとって、そ

          ネビラキカフェ3rdシーズンを目前にして思うこと

          スモールビジネスから始まる持続可能な地域づくりについて

          持続可能な地域とは何か 自分の育った町が将来的に続いていくだろうか、と憂いたことのある岩手の若者は少なくないのではないでしょうか。私は、岩手県西和賀町で生まれ育ちました。西和賀町といえば豪雪のイメージ、また過疎高齢化が進んで県内で最も早く消滅する可能性がある自治体とも言われています。私が暮らしているのは四季折々に表情を変える錦秋湖の湖畔です。美しい場所ですが、ひとり暮らしの高齢者が多く、空き家はところどころ雪の重みで潰れていることもあります。  2019年に勤めていた会社を

          スモールビジネスから始まる持続可能な地域づくりについて