【ダイアログカレッジ】〜地域の宝を世界に発信!夢の具現化方法を学び、100人の1歩を踏み出す2日間in西和賀〜4月1日(土)、4月2日(日)開催します!
NPO法人アースキューブジャパンが主催するゲストハウス開業合宿や生業(なりわい)合宿の短縮版ダイアログカレッジを西和賀で開催します。
イベント概要
詳細内容
【Day1】4/1
ユキノチカラ発見ダイアログツアー(フィールドワーク)
定員10名
4月1日(土)11時〜17時30分
《内容》フィールドワーク
岩手と秋田の県境に位置する西和賀町。岩手県内でも一番の豪雪地帯として知られています。冬の活動を妨げる雪は西和賀の大きな財産です。たくさんの雪が豊富な水を生み、そのおかげで美味しい食材が育ち、人々の豊かな精神性を育んでいます。豪雪を地域の力に変える「ユキノチカラプロジェクト」は西和賀町の地域の魅力を見出し発信する取り組みです。ユキノチカラの何が本質的な価値なのか地域の素材のどの点に着目して発信していけばよいのか、町内をフィールドワークし、皆様とダイアログしながら深めていきます。
ナビゲーター
中村功芳(アースキューブジャパン)
コーディネーター
加藤紗栄(ユキノチカラ協議会)
瀬川然(ネビラキ)
《参加費》11,000円(昼食代込)
《場所》町内各所
《こんな人にオススメ》
・地方へUターンまたはIターン(移住)を考えている方
・西和賀の魅力や発信方法を知りたい方
・雪国文化の豊かさを知りたい方
・自然の見方を学びたい方
・ユキノチカラプロジェクトに興味在る方
《スケジュール》
4月1日(土)
11:00 ほっとゆだ駅前足湯集合 オリエンテーション
11:30 ユキノチカラについて 加藤さえさん ネビラキカフェ
12:00 フィールドワーク① ランチタイム ネビラキカフェ
13:00 フィールドワーク② 自然観察会 ギャラリーツキザワの家
14:30 フィールドワーク③ 雪と暮らしについて 雪国文化研究所
16:00 フィールドワーク④ わらび餅体験 団平団子
17:00 足湯に戻ってきて振り返り
17:30 解散
【Day1 night】
『地域の宝を発信し楽しむ人は楽しさを波及する』〜家族も地域も幸せになれるまちづくりとは?〜(トークライブ)
定員40名
4月1日(土)19時00分〜20時30分
《内容》トークライブ、トークセッション、質疑応答
西和賀に訪れて2回めになる中村功芳氏が、西和賀をまわって発見した価値になるポイントを共有し、そこをどうやって発信していけば良いか、風土づくりや宿の可能性、「よく生きる、よく暮らす」にはどうしたらいいのかを語ってもらいます。後半は西和賀で活動をしているユキノチカラ協議会の加藤紗栄氏とネビラキの瀬川然氏も交えて今後のまちづくりを考える上で、家族も地域も幸せになれるまちづくりとはなんなのか、100人の1歩を踏み出していくにはどうしたらいいのか、深める時間にします。
《参加費》
◯大人2,500円
◯高校生以下中学生以上500円
◯小学生以下無料
※温泉入浴チケット付き
《場所》ほっとゆだ駅2階休憩所
《こんな人にオススメ》
・中村さんの話を聞いてみたい方
・ぼんやりと地域での豊かな暮らしを模索している方
・ふるさとや地域のために役に立ちたいと考えている方
・地域の価値の発信方法を学びたい方
・ユキノチカラ、ネビラキのやっていることを聞いてみたい方
《スケジュール》
18:00 開場 ※温泉入りたい方はこの時間にどうぞ。
19:00 中村さんトークライブ
19:30 トークセッション
20:00 質疑応答
20:30 終了
【Day2】4/2
夢を具現化させる寺子屋 (ワークショップ)
定員10名
4月2日(日)9時〜17時
《内容》ワークショップ
同じ志を持った仲間たちとそれぞれの夢とそれを叶えるにはどうしたらいいのかをダイアログする寺子屋です。全国各地に卒業生が110箇所以上のゲストハウス、生業(カフェ)などを起業し、開業率が55%、10年先も続く持続可能率が高いゲストハウス開業合宿や生業(なりわい)合宿を運営している中村功芳氏を講師に据え、自分が叶えたい夢をどうやって具現化していくかを講師、参加者とダイアログしながら本気で考えていく時間にします。
《定員》 10名
《参加費》12,500円(昼食代込)
《場所》ほっとゆだ駅周辺
《内容》ワークショップ
①中村さんトークライブ
②参加者自己紹介
③ワーク
・りんごの木で考える
・あなたがやりたいことを20字で伝える
・想定顧客設定
・100人の仲間が共感するプレゼンづくり
・今後のスケジュール
・質疑応答
・個別相談会
※内容は若干変更するかも知れません
【注意事項】
宿泊の手配は各自でお願いします。
西和賀に来てからの移動の手配は各自になります。
参加希望者に個別に集合場所、詳細スケジュール等を送ります。
【キャンセルポリシー】
開催日の10日前まではキャンセル料は発生しません。
開催日の10日前〜3日前までのキャンセルはは50%のキャンセル料をいただきます。
開催日の3日前〜当日のキャンセルは100%のキャンセル料をいただきます。
災害等の急な催行不可の場合はキャンセル料は発生しません。
【お問合せ先】
ほっとゆだエリア再生協議会(駅前だびょん)
事務局 :瀬川然
メール:shiro.shikako@gmail.com
電話:080−6023−8181
お申し込みフォーム
お申し込みはこちらからお願いします。
参加を迷われている方へのメッセージ
今回のイベントの開催の経緯ですが、5年前私自身がゲストハウス開業合宿に参加したことが大きなきっかけです。5年前はまだ会社員をやっており、自分の故郷の何が一番の課題と捉えていたかというと主体的に動けるプレイヤーが圧倒的に不足していることでした。西和賀町は岩手県で一番過疎高齢化人口減少が進み、財政の依存度も県内でトップクラスに高いです。こういう地域ではマンパワーは弱く、どうしても上からおりてくる交付金・補助金頼みのまちづくりが進んでしまいます。この町で豊かに幸せに暮らしていこうと思ったとき、自分の頭で考え手足を動かし自らのほしい暮らしを作っていく人が地域の中にたくさんいることが次世代に故郷を繋ぎ、内発的に地域を良くしていこうという人がたくさんいることが理想な地域ではないかとぼんやり考えていました。
そんなとき、岡山県倉敷市でゲストハウスを文化を発祥させ、地域まるごと宿やダイアログハウスという次の宿文化を作り始めていた中村さんを紹介されました。
初めて会った中村さんの印象は、他人の幸せを自分の幸せと感じる人で、自分のやってきたことをとても楽しそうに話すこと、他人の話をよく聞いてくれる方という印象でした。
中村さんは、ダイアログの大切さを説きます。上も下もない車座にみんなでなることで、もやもやしていたことの視界は開け、自分が理想としていることへ向かっていきます。そういう場所が宿(ダイアログハウス)であり、そういう拠点がたくさんできることで、次世代が憧れる仕事が地域に生まれ、家族も地域も幸せになっていくんだとお話を聞いていて、そしてダイアログを通して自分の中に腹落ちしていきました。
最初、自分もゲストハウスを作ろうと意気込んで合宿に参加しましたが、合宿が進んでいくにつれて、必ずしも宿を作らなくても良いという結論になりました。
「あなたが次世代に残したいフィロソフィーはなんですか?」
という問いが合宿が終わってからも頭から離れず、本当に自分がやりたいことはなんだろうと何度も自分の心と対話しました。
4年前、脱サラして起業する直前、中村さんをお呼びして今回と似たようなイベントを開催したことがありました。
その時は、自分に伝える能力がまだなかったし、実践もこれからだったので、他人に伝えるのにとても苦労しました。集客にも苦労しましたが、なんとか人集めも成功し収支もトントンで終わらせることができ、それが自分の自信になりました。
その後、まずは自分が居心地が良いと思う西和賀の自然を伝えることを生業にしようとネイチャーガイドとして起業しました。そして、自分たちが暮らす湖畔の家に眺めのよいウッドデッキを作ってそこでコーヒーを振る舞いながらゲストをおもてなす様子を想像し、その中で子育てをしている幸せなイメージを具現化するためにカフェを開業しました。
今までカフェがほとんど無かった街にカフェができたことで、人の動きが出て、景色を求めて訪れる人が増えました。「カフェでは食っていけない」と言っていた地元の方もちょっとずつやっていることを応援してくれるようになりました。その後町内に新しいカフェが出来たりクラフト作家さんがUターンで戻ってきたり、その方々と一緒に何かをしたり、日々の暮らしは年々楽しくなっています。
まだ答えは出ていませんが、なんとなくこれが自分たちのほしかった暮らしだと感じるとが生活の節々に出ています。この流れを加速させたい。そういう思いで今回のイベントを企画しています。
自分が豊かに幸せに暮らしたいと思った時、どうしても地域というのは避けて通れません。隣の人が不幸せそうにしているのに自分だけ幸せというのはありえないと思います。自分も幸せだし、隣の人も幸せに暮らすにはどうしたらいいのか、本当はこういう生き方・暮らし方できたらいいのになぁ、時間やお金に縛られない生き方ができたらいいのになぁ、なんてぼんやり考えている方はぜひご参加ください。
できないと思いこんでいるだけかも知れませんし、本当にできないことなのかもしれません。でも100人の人が同じことを考え始めたらそれはできることだと思います。中村さんの言葉で好きな言葉があります。それは
「1人の100歩より100人の1歩」
です。「早く行きたきゃ1人でいけ、遠くに行きたきゃみんなで行け」というアフリカの言葉とほぼ同じだと思います。自分が目指す理想にたどり着きたければ一人でいったほうが圧倒的に早くいけますが、社会を良くしたいと思った時、それでは良くなりません。「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という宮沢賢治の言葉がありますが、地域で暮らしているとそういう感覚になってきます。自分は幸せだけどあの人も幸せになるにはどうしたらいいのか、という素朴な見方によっては青い疑問かもしれませんが、それを地で実践している人は世の中にたくさんいます。
中村さんもその1人だと思うし、自分も感化され、一歩一歩みなさんと手を取り合いながら前に進みたいと思います。
自分の暮らす地域を良くしたいと思う方、自分の幸せはなんだろうともやもやしている方、次世代に良い世の中を見せたいと思っている方、ぜひご参加ください!!西和賀でお待ちしております。
ネビラキ
瀬川然
追記
地域と生きるゲストハウス開業合宿や生業(なりわい)合宿は2泊3日間の本気の熱量が感じられる合宿です。参加料もそれなりで68,000円とかします(宿泊代、飲食代、交通費別)。私が参加したときは愛媛県の内子町で開かれ、そのときは交通費はポルカというクラウドファンディングを使って集めましたが、参加料は自腹で払いました。やはりそれくらい払うとなると覚悟も決まり、絶対に自分のものにしようという意識が生まれます。今回のプログラムはフル参加でも23,500円です。もちろんこのプログラムに参加したからと言って何かがすぐに変わるわけではありません。でも、少しでもピンときた方は絶対に参加したほうがいいと思います。地域おこし協力隊等の活動費を使うのももちろんいいと思いますが、覚悟を決めたいという方は自腹おすすめです。受け入れ側の我々も本気で皆様の思いを受け止めたいと思います。皆様の暮らす地域を、そして人生をみずみずしく豊かなものにしていきましょう!!!
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