クラファンへの戸惑いを乗り越えさせてくれた、おばあちゃんの応援
クラウドファンディングに対するモヤモヤ
錦秋湖の景色に惚れ込んで居を構え、過疎地にも関わらずカフェを開業し、今度は宿を始めることにしました。
宿は、カフェと同じ並びの民家を買い取り、ワンフロアをスケルトンにし、高気密高断熱の快適な空間へとリノベーションしています。
資金調達は、金融機関からの融資のほか、クラウドファンディングも始めることにしました。
ク、クラウドファンディング・・・!
人に何かを頼むのも苦手なのに、寄附を頼むなんて、できるのか、私に!
(しかもSNSとかメッセとかのレス、めちゃ遅い人間なんですけど??
できればやりたくないーーー(><。)ぴえん。(心の声))
そう思っていましたが、リターンを宿泊料金の割引チケットと設定し、会いたい人、西和賀を案内したい人、泊まりにきてほしい人たちにお知らせするってことなんだ。久しぶりに連絡取りたい人に連絡する機会なんだ。と考えたら、ようやく肩のちからが抜けて、ちょっと楽しみになってきました。
(というわけで、私から連絡行った方、連絡したくてしてるだけなので、クラファン依頼を重く受け止めなくていいですからね!笑。)
(だからといって知り合い限定クラファンでもないので、初めましての方のご支援も大歓迎です!念の為…。)
宿が出来てきて、ふくらむ妄想
内装がいい感じに仕上がってきて、次に目につくのは、やはり「庭」。
室内から眺めるだけじゃなく
この窓から外に出て
庭でぱちぱち焚き火を囲んだり
テラスで夜風にあたりながらお酒飲んだり
気持ちよく過ごしてもらえたら。いいよね〜。
よし、クラファンへのいいイメージも出来てきたぞ。
寄附は突然に。
そんな矢先、毎日通っている駅前の温泉でよく会う近所のおばあちゃん(宿のオープンハウスとクラファンリリースのお手紙を送っていました)から、「手紙届いたよ。発想がすごいと思って。感心したの」と、お金を一口いただいてしまいました!
第一号の寄附が、予想外のところから!
帰り道、このお金のありがたみがジワジワジワジワと感じられまして。おばあちゃんの懐事情は知らないけど、貴重なお金には間違いない。このお金があればオセン(町の激安スーパー)でどれだけのものが買えることか。そうして思い出されたのは自分の大事なものを売って大切な人にプレゼントを買う話。お金よりも大きな想い。
「気持ちだから。本当に少しだから」とおばあちゃんは何度も言いましたが、その気持ちがなにより嬉しくて有り難くて。
ちゃんといい宿をつくって、おばあちゃんに喜んでもらおうと、あらためて居住まいを正される気持ちになったのでした。および腰になってる場合じゃない、みなさまの応援をしっかり受け止められるよう堂々としていよう(書きながら鼓舞してる)。
クラウドファンデイングは、資金調達以上にみなさんの応援の気持ちをしっかり受け止める役割があるんだなと再認識し、しっかりと顔をあげてゴール達成に向けて頑張ろう、と思えたのでした。
おばあちゃん、本当にありがとうございます。
ということで、クラウドファンディング頑張ります。応援よろしくお願いします。
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