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訪問栄養指導の思い出‐節分-。

節分は例年、2月3日ですが、2021年は暦のずれの影響で124年ぶりに2月2日となる珍しい年のようですね。

節分と言えば「鬼」と「豆まき」でしょうか。
私は食べる事…「恵方巻」が一番に頭にうかびます !
撒く豆より、巻く寿司ネタが優先です。笑

今年は南南東を向いて、丸かぶりですよ~☺

節分の季節になると
過去に訪問栄養指導でご自宅に伺ってい方との会話を思い出します。

腎機能低下で食事に制限がある男性のA様。
この方は昔から奥様のお料理が大好きで、
奥様はたんぱく質量を気を付けながら一生懸命食事の準備をされていました。
それでもA様の食欲が少しずつ低下し、奥様も一生懸命な分疲弊しているところに呼ばれたのが私(管理栄養士)でした☆

A様「もうすぐ節分やなぁ、腎臓悪くなってからは巻いていいのはきゅうり位や。巻き寿司食べたいねん。」

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食欲が少しずつ低下していたA様の〈食べたい〉気持ちをしっかりキャッチ!

私「たんぱく質は全くとってはいけないわけではないんですよ~!必要な量をきちんととれるように一緒に考えましょう!何の具入れたいですか?」

A様「まぐろ。まぐろだけでいいわ。」

幸い、生ものの禁止事項もなかったので
酢飯のたんぱく質量と、一食でとっても大丈夫なマグロの量を計算しました。

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今年はきゅうり以外が食べられると、大変喜んでおられました。

利用者様の小さな喜びや楽しみをみつけたときが、訪問栄養指導していてよかったと思う瞬間のひとつでした🌸


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