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コーヒーが大好きだった〜カフェイン中毒からの離脱〜

私は数年前まで大のコーヒー好きでした。
平均して1日3〜5杯は飲んでいました。
休日ともなると、5〜7杯ということも!

暑い夏でも必ずホット、ブラック。
出先でも香りに釣られてついついコーヒータイム。


あの深い香りと苦味が、なんとも言えない癒しを与えてくれました。

「健康な人はコーヒーを飲みませんよ。」

これ、分子栄養医学のセミナーで医師が言っていた言葉です。
えー!ってなりました。

副腎疲労の進行でコルチゾールの分泌がうまくいかなくなってくると、ヒトはその代償でアドレナリンを分泌します。
そのアドレナリンの分泌を助けるのがカフェイン。

朝起きたらまずはコーヒーを飲まないと始まらない人は、コルチゾールの分泌が低下している可能性が大です。

私は副腎疲労とカフェインの関係を学び、1日4〜5杯もブラックコーヒーを飲んでいる状態が異常だと気がつきました。

コーヒーは急に飲むのをやめてしまうと、カフェインの離脱症状で苦しむことになる可能性があります。

私はまず1年かけて、1日1〜2杯に減量しました。
そして毎日1杯で満足してきた所で、やめました。

それでも離脱症状が出ました。
やはり頭痛が一番辛かったです。
大体10日間くらい続きました。

頭痛が治った頃くらいから、体のだるさが強くなってきました。
眠くて眠くて、仕事の合間に横になってばかりいました。
これはそれほど長く続きませんでした。

とうとう完全にカフェインが抜けた私は、驚くほどの変化を感じました。

肩こり、背中の張りが無くなりました。
自分のメンタルの穏やかさに気がつきました。
夜の眠りの質が格段に良くなりました。

元々寝つきも寝起きも良かったので、睡眠に問題を感じていなかったのですが、カフェインが抜けてみて、それまでの眠りが完璧ではなかったことに気がつきました。

やめてみて良い方向に変化したことは他にもいろいろありました。
一度この体感を感じてしまうとまた飲みたいとは思わなくなりましたが、少し寂しく感じることもありました。

あれほど好きだったカフェでの時間も、さほど魅力的に感じなくなってしまいました。

カフェの空間が好きで、幸せな気持ちになるのだと感じでいましたが、どうやらカフェインが幸せにしてくれていたようです。
今ではほとんど行かなくなってしまいました。

最初の頃は、自分の中で価値のあった一つのモノが消えてしまったようで、寂しさに似た感情を感じていました。

コーヒーの周辺にはおしゃれなものが付随していますよね。
カフェの空間、軽食、カップ、レジ付近で売られているちょっとした雑貨など。
そういうものを見る機会がほぼ無くなってしまいまいましたから。

ポッカリと空いたその穴も、しばらくすると全く気にならなくなりました。

今ではデカフェのカフェインもわかる体になっています。

毎日2杯以上コーヒーを飲む方は、副腎疲労を疑ってHPA軸のケアをした方が良いかもしれませんね。

看護師専門栄養セラピールームipe




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