ミッドナイト競輪と覚醒剤。

昨日深夜にあったミッドナイト競輪が終わって、レースによる覚醒が続いてしまい夜が明けてしまったのでちょっと書き留めたいと思う。

競輪などのレース前は緊張は非日常の体験で

感覚が研ぎ澄まされるというか、レース前の水の味を繊細に感じることができたり、移動するごとに変わる匂いにとても敏感だったりする。

同時に感情もすごくオープンになっていて、負けて悔しいなどの喜怒哀楽が普段の数十倍外に表現してるじゃないかなって思う。


ぼくはこの時間がとても好きで、心臓がぎゅーっとなる感じがあー生きてるな~~ってよく感じる。



無事に予選レースを終えた翌朝にテレビをつけてみると一世を風靡した有名人が覚醒剤で逮捕されたニュースがやっていた。



個人的に覚醒剤に手を出してしまう人は一昔は有名だったけど現在ではあまり名前を聞かなくなった人が多いなと思っていて、なんでだろうと考えたときに僕のレース前の緊張感と似ているんじゃないかなと気づいた。


そしてこれは引退したアスリートが口にしていた、試合前の緊張感は引退後に味わえないという言葉をなぜか思い出した。


n=1であるがアスリートと有名人は似ていて、引退後に現役の本番前の覚醒した時間はどうしても味わうことができず、クスリに手を出してしまうのかなって考えた。


今の僕はアスリートでレース前の緊張感が好きな場面であるけれど、何十年後に引退した時は緊張感を嫌いになるか、熱中できるモノを見つける必要があるなと感じたクソ暑い初夏の日。

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