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#14文章が書けない時にやっていること

アメブロやメルマガなどで毎日文章を書いています。7年も書いていれば、「今日は何も書くことがない」と思っていても、身の周りにある小ネタを見つけて「まぁまぁ、うまくまとまったなー」という感じに記事を書けるようになりました。

■意気込みはあっても書けない理由

でもWebサイトのコラムやこのnoteでは、今日は書くぞ!と意気込んでも、全く書けない日があります。それはある程度の文字数と中身が必要だからです。そのための

☑ネタがさっぱり思いつかない
☑書き出しが始まらない

の2つが原因です。

コラム納品の締め切りが迫っていたり、自分に課した発信ノルマを守ろうとしてPCの前に座ってはみますが、さっぱり題材が思い浮かばない時があります。

お茶を飲んでみたり、本を斜め読みしてみたり、ソファーで寝ている犬を起こして遊んでみたり、気分転換をはかってみますが、それでもさっぱり思い浮かびません。

文章を書く作業以外の仕事もあるので、書くことばかりに集中もできず、いつの間にか夕方になんてことも。そういう日は、潔くPCを閉じて長めの犬の散歩に出かけます。

■ない袖は振れない

文章を書くことは、自分をさらけ出す作業です。だからネタは自分の内側にあると思いがちですが、実は「外側でおきたことを自分の中で調理する」それが書くという作業。だから粘っても出てこない時には、でてきません。「無い袖は振れない」ということわざにもあるように、持ってないものは出すことができないのです。

■何をやっても出てこない日

なので何をやっても1文字も出てこない日は、外に出るようにしています。

環境が変わると五感が刺激されて、ふとしたきっかけでネタが湧いてくることがあります。ショッピングモールで買い物をする人、お気に入りのカフェでお茶を楽しむ人たち、隣の席では延々に続く噂話など。視覚や聴覚から刺激をうけながら、ネタになりそうなことはないかと観察しています。

すると何かのきっかけで文章がスラスラと頭に思い浮かびあがります。それを、そのままにしていたら一瞬にして忘れてしまうので、メモをとるなり、スマホで音声録音するなりして記録しておきます。

■外出できない日には

とはいえ、コロナ禍ではそうそう外出もできません。そういう時は、いったん頭の中を白紙に戻し、部屋をキレイに整えてから好きなことに時間を使います。

雑誌をめくってみたり、本を読んだり、Amazonプライムビデオで映画を観たりします。雑念を取り払った状態で、インプットすることによって、ネタにりそうなキーワードと出会うことがあります。

■行き当たりばったりに書き始める

ネタを思いついても、文章の書き出しが始まらないこともあります。文章を書くときには「構成」まできっちり決めてから書きはじめれば、スラスラと書けますが、いつもそんなうまくはいきません。

どう書き始めて、どう結論づけていいのか決め切らないことも多いです。そういうときは、PCの前で「うーん」と唸ってしまいます。

そんなときには見切り発車でもいい、とにかく書き始めます。

実はこれを書いている今回がまさにそうです。もう3日間何も思い浮かんでこなくて、「書きたいけれど書けない」今の自分について書いてみようとPCを開けました。

■とにかくキーボードで文字を打つ

とにかくキーボードを叩いて何かしら文字を書き始める。「あいうえお」でも「おはよう」でも思いつくまま文字を書いては消してを繰り返すうちに、エンジンがかかり始めます。

はじめはなんとなくでも、書き進めていくうちに、頭の中が整理されはじめ、文字になって表れてきます。どんどんタイピングのスピ―ドが上がってくるようならば、それはそもそも、頭の中にあったことだから。「あっ、意外に書けちゃった」という結末になることが多いです。

でもやっぱり途中で文字が出てこなくなることもあります。まだ、言語化できるまでに頭の中が整理されていないということです。せっかく書いたのに途中で投げ出すは嫌な性格なので、どこかに落としどころを見つけて文章をつなげていき、頑張って終えることにしています。今回はそうなりそうです。

■まとめ

いつも、いつも自分が思うような文章を書き続けることは難しいです。実は、自分ではあんまりだと思う低評価な文章が、意外に「おもしろい」と好評価をつけられたりします。文章は表に出してみないと分からないものです。

だから、とにかく書くと決めたら書き続けることが、文章を書ける人になる近道だと思います。

「自信がある文章しか表に出さない」では、バッターボックスに立たない野球選手と同じ。

ホームラン王だってその何倍も三振をします。調子が悪くても、バッターボックスに立つからヒットやホームランを打てるのです。

今回は、落ち込むほど書けない日が続き、とりあえず書かなきゃと思って書いた文章です。


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