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タコスの読書:OUTPUT大全

今回は、樺沢紫苑さんが書かれたベストセラーOUTPUT大全を解説していきます

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まず、この本の結論をお伝えします。

インプットだけしててアウトプットしないと全く意味ないよ。

というものです。一応インプットとアウトプットの解説をすると、インプットは頭の中に何かを取り込む作業。勉強のことです。アウトプットは頭の中から知識を取り出す作業。プレゼントかこうやってNoteに記事を書くのもアウトプットになります。

アウトプットの方が大切。インプットだけしてても、ただの自己満足。アウトプットしないと世界になんの影響も与えられない。というのが樺沢さんの言いたいことなのです。

そして、この著者の樺沢さんは、まさにアウトプットの権化と言ってもいいような人です。メルマガ発信を毎日13年間。Facebook更新を毎日8年間。Youtube更新を毎日5年間。執筆を毎日3時間。講演会も月に2回以上。そして、基本18時以降は働かないというスタイル。さらに、月20冊以上の本を読み、10本以上の映画を鑑賞しジムに週4,5回。飲み会や海外旅行もしまくっています。どう思いますか?なんか、同じ24時間を過ごしているとは思えませんね笑。そんな1日が70時間あるように思えるアウトプットの神様が、アウトプットの大切さ、そして、そのトレーニング方法を教えていくのが、この本の内容になっています。

アウトプットの基本法則「3:7」

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いや、7割のアウトプットって多すぎだろ。って思う人もいるかもしれませんが、人間は忘れる生き物です。インプットだけで覚えられたら、テストなんて楽勝ですし、皆さんも、「この前読んだ本がめっちゃ面白くてさ」と友人に話したとき「どんな内容なの?」と聞かれて、あれ、何が面白かったんだっけ。となったことはありませんか?有名な法則で言うと、エビングハウスの忘却曲線というものがあります。人間はこの下の図のように、どんどん、インプットしたものを忘れていきます。忘れないために、アウトプットが大切です。

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この黄金比率は樺沢先生の持論ではなく、研究結果に基づいた科学的に正しい比率です。さらに、このアウトプットの回数を2種間に3回以上すると、効果は抜群。海馬と前頭葉が重要な記憶として、覚えるので、忘れることが少なくなくなります。

そして、フィードバックの重要性も指摘しています。

自分では思いつかなかった考えや質問意見を他者からもらうことで、もっと自分で調べたり、それに納得したりします。これも、成長の螺旋階段を登っていくのに大切な要素だと書かれています。僕もNoteを書いていて、コメントをもらったり、他の記事で反論?みたいなのを書かれたときに、確かにそうだよな。って思うことも多々あります。建設的な議論であれば、反対な意見も全然嫌だとは思いません。自分の成長になりますからね。

そして、ここからは、実践的なアウトプット方法のポイントをお伝えします。

1.他人の目を気にしない。

僕もNote書いていますが、本名公開してないですし、もっと、個人的なことは、毎日日記に書いています。

2.ありのままを記録する

体裁なんて気にしなくていいんです。気軽にスピーディーで、自分だけが理解することができたらいいんです。

3.世間に発信する

これは、日記などに比べて確実にレベルが上がってきます。例えば、僕はこう言った記事を書くのに大体30分毎日使っています。しかし、こうすると、フィードバックを世間からどんどんもらえるようになります。さらに、「いいね」という反応ももらえるようになります。また、記録に残さないで、友達に対して少し本の内容を話すとか。そう言ったことでも、相手からフィードバックをもらえます。

さて、ここまで、樺沢さんのベストセラー「OUTPUT大全」してきました。正直にいうと、この本は、大事なところだけ抑えることができれば、買う必要はないと思います。ただ、僕がNoteを始めるきっかけになったのもこの本ですし、この本を読んで、学校帰りに、友達と、本やニュースの話を意識的にするようにし始めました。

本当に、ただインプットするだけではただの自己満です。

皆さんも、アウトプットして、自らの望む結果を手に入れましょう


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