海外の保育から学ぶこと②
前回の海外の保育から学ぶこと①の続きです!
今日はちょっと考えるのが大変なところにぶち当たりました。
何度も読み直して修正しながら書いてますが、まとまりのない文章や拙い表現で、読む人によっては、やな気持ちにさせてしまうかもしれません。
ですが、総じて伝えたいのは、読んだ方と、
どうしたらもう少し日本の保育や子育ての現場が良くなるかを考えたい!
ということです。
前回はこちら
https://note.com/eisyo/n/ncb714b428517
ではいきます!
・保護者と保育士の関係
人も足りてないようだったけどその園では毎日誰かの親が先生の補助として一緒に保育をするのね。だから先生も多分大変だったとは思うけど親は嫌でも先生が何してるのか見れる。これは日本の保育園ではなかなか難しいのかなぁとは思うけどそういう園があってもいいよなーって思ったの。そのために1ヶ月一日くらい有給取れる人たちが増えたらいいのにね。授業参観よりこの参加型のほうが保育の大変さにも気づいてもらえるよね。
これはメッセージを読んでびっくり!
保護者も保育に参加するのね!しかも毎日!
このメッセージから感じたのは、保護者のことも、子どもを共に育てる教育者として迎え入れているんだな、ということ。
もしかしたら深い意味はなくて、人足りないから、あなたたち親だし順番こで入ってちょうだい!
って感じなのかもしれない。
私自身は海外に行ったのは旅行の数日程度だけど、あの海外独特の、人を巻き込む力、すごいなって思う。
いい意味で適当で、肩の力が抜けてる感じ。
日本ではどうだろう。
勤めてた園でも保育参加はあったけれど、年に数回だし、希望者だけだった。
やったとしても、やっぱりちょっと遠慮というか、補助という位置付けより、お客様という位置付けの方がしっくりくるかなと思う。
でも、やってみて、保護者の方からは、
先生、大変ですね、毎日本当にありがとうございます。と言っていただくこともあり、保育士がどんなことをしているのかを知っていただくことはできたかなと思う。
日本も海外みたいにもっと保護者を巻き込んで保育に参加してもらおう!
…と言うのはすごく簡単だけど、実際は難しいことが沢山あると思う。
まず、有給って取りたい時に取れる職種についてる人がどれだけいるのだろうか。
ましてや子育て世代、急な発熱などで休まなければいけなかったり、早退などもあると思うと、そんな簡単に有給は取らない気がする。
そうなると、月一の有給取得もけっこう慎重になるのではないだろうか?
お休みとって参加してくださいとは言えない。
できる方はぜひご参加くださいになると思う。
ただ、保育士側から保護者に投げかけたいことはある。
保育園や幼稚園を家庭でできないことを代わりに教育するサービスの場として捉えている人も正直多くないですか?
ということ。
保育士側からすると、
たしかに、家庭ではなくて、同じくらいの子どもの集団で身につくことも沢山あるので、その捉え方は間違ってはないけれど、
この仕事は家庭との連携は不可欠だから、
簡単に言ってしまえば、家庭でできないことは園でもできない。
できないは言い過ぎかもしれないが、
積み重ねがとても大事なので、園だけでやったところで、家庭でやらなかったら積み上がるものが少なくなってしまう。
理想としては、うまく保育園、幼稚園を使ってもらって、家庭でも真似できそうなところを少しでも取り入れてもらえたらいいなと思う。
理想としては。
けれど、それも難しいのも子育てをしていて痛感する。
それぞれ家庭の事情もちがうし、フルで働いていたら、とにかく朝園に送り届けて、帰ったらご飯やおふろ、寝かしつけで精一杯、という家庭も沢山あると思う。
私が今復職したら、たぶんそんな感じで、さらに+αなんてパンクする。
それも、保育士は理解しているからこそ、強くは言えなくて、色々なことをお願いベースで協力を仰ぐ今の形になっているんだと思う。
これが例えば、暮らしに余裕があって、便利なものが増えて教育もサービスとして捉えているという家庭がほぼ大半なら、
海外は保護者も保育に参加してます!
だから日本も取り入れていきましょう!
って言えるかもしれない。
でも、本当は子どもと関わる時間を大切にしたいのに、働かざるを得ない環境で参加したくても参加できない、
または、ほぼワンオペ育児のいっぱいいっぱいの中で子育てをしていて、もうこれ以上は無理です、という環境だったら
まずは子育て世代の働き方とか生活を考える、もう政治とかそのレベルに到達するんじゃないかなと。
ここまで来ると私には手に負えない。笑
と思ったんだけど、友人に聞いてみたら、
親が参加じゃなくても、アメリカはベビーシッターを雇ってる人がかなり多いからシッターがボランティアしに来たりもするんだよね。だから無理無理にって感じでもないの。多分。
なるほどー!!
そうだよね、大変だったら分ければいいんだよね。(自分でも前に書いてた)
日本にも、もう少し子育てを色んな人が関わって皆育てていく文化が根づくことが大事な気がする。
(それはそれでまた別の問題も出てくるからすぐにGOとは行かないのかもしれないけど。)
保育士の役割分担もそうだけど、保護者の役割分担ももっとしていっていいよね。
ベビーシッターが難しくても、家事代行サービスとか、もっと子育て世代じゃんじゃん使いたいよね。私も家事やりたくないよ笑
みんな楽してみんなハッピーになればいいのに。
ふぅ。世界かえちゃうぞ!って気持ちで始めたnoteだけど、ちょっと大変だなこりゃ。笑
難しいことが沢山ある。
今日はここまで!
なにかいいアイディアが思いついた方、コメントも待ってます!
読んでいただいた方、ありがとうございました!
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