幼稚園見学


最近、幼稚園の見学に行っている。

娘が通うところを探しているのと、自分の勉強のためにもどんな園があるのか見ている。

まず情報集めに苦労した。
幼稚園名を検索してもホームページがヒットすればいい方で、だいたいは電話で詳細を聞いたり、書類関係は手渡しだったりする。

本当に、教育業界にIT関係の会社が参入してほしい。笑

なんとか児童館や子育て広場のようなところで出会ったママさんと情報交換をして、近隣の幼稚園の見学や説明会に参加している。

普段汚れてもいい、動きやすいジーパンスニーカーを履いている私にとっては、スーツやスカート、ストッキングにパンプスは寒いし慣れないしとてもしんどい。笑

こういう時にカジュアル全振りしているクローゼットを見ると絶望する。
私はこの間のブラックフライデーで紺のスーツを買った。

園の雰囲気によって、カジュアルでもオッケーなところと、そうでないところと、本当に全然違う。
これがまた難しいのだ。

なんとか情報を手繰り寄せても、蓋を開けると全然違うこともあって、2回くらい失敗した。笑
一回は園の先生に恥を忍んで服装は…と聞いたのに!笑

空気読みゲームをしてるみたいな気分になる。
もう面倒なのでいちばんフォーマルに全振りすることにした。
我ながら全然似合わなくて笑っているが、制服だと思うことで普段の自分らしさとかもっというとアイデンティティー的なことも考えなくていいのでめちゃくちゃ楽だ。

雰囲気や、教育方針は本当にどこの園を見ても全然違う。

自分の目で見て、話を聞いて、納得していくしかない。
口コミが全然アテにならないというか、みんなそれぞれ大事にしたいことも違うので、その人なり信念を持って、口コミをしているから、それが自分に合うかどうかはまた別の話なのだ。

そして難しいのが、自分が教育方針に納得できるところが見つかったとしても、肝心の娘にそれが合うのかどうかを見極めなきゃいけないということだ。

はっきり言ってわからない。

大きな園であれば、沢山の子どもたちに出会うことができて、世の中には自分と同じぐらいの人が沢山いることや、その中で気の合う友だちもいれば、そうでない人がいることを知る機会にもなる。またそんな人たちとどうやって共生していくかを考える種があるかもしれない。

…って言ってみたけど、私自身も大きな園で育って、名前はなんとなく知っているけど話したことがない人がいたり、同じクラスでなければ遊びもしないというか、なんというかライバルみたいな必ずしも穏やかな関係ではなかったなぁと思うので個人的に大きな園はどうなのかなと思っていたり。
けれど娘はまた違う人格を持っているので、もしかしたらクラスの壁を越えて友だちになる力を持っているかもしれない。

小さな園は、細やかに見てもらえそうな印象がある。自主性を尊重してもらえたり、自分のやりたいことを子ども時代に存分にやらせてもらえる環境があることで、その後の人生の基盤に大事な非認知能力や、自己肯定感が育つかもしれない。
けれど、小学校を見据えた時に、先生主導の授業やチャイムで区切りをつけることなど、自分のやりたいようにやらせてもらえた幼稚園時代とは違う、ルールのある世界にギャップを感じることになるのでは?と個人的に思うことがある。

理想としては子ども時代をひとりの子どもとして尊重してもらえた経験を持って欲しいと思っている。
でも、それは私の理想であって。娘がどう思っているかはわからない。

また環境に順応するのが子どもで。
娘を見ているとどの道に行ってもそれなりに楽しめる気はしている。

しかも、どんなに説明会の聞いていたとしても、実際に通ってみないことには娘のリアクションはわからないのだ。

ますますわからない。

結局近いところになりそう。笑

でも自分がこうだったらいいなという園には出会えた気がするので、また子育てが落ち着いたタイミングで働けたらいいなという目標ができた。


読んでいただきありがとうございました!

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