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ジュマンジ

1995年公開
監督:ジョー・ジョンストン

<あらすじ>
 1969年、大手靴工場を経営する父を持つ、少年・アランが工事現場に埋まった「ジュマンジ」と書かれたボードゲームを発見する。アランは憑りつかれたように、ドラムの音が響く不思議な箱を家に持ち帰った。その日の夜、進路の話題で父親と喧嘩をしてしまう。パーティーのある父親はケンカをしたまま家を急ぎ足で出て行った。直後、アランの友達・サラが家を訪ねてくる。ドラムの音に導かれ、二人は「ジュマンジ」の箱を開く。
 ルールには「いったんゲームを始めると、誰かがゴールして『ジュマンジ』と唱えるまで奇想天外な現象は止まらない」と記されている。双六形式のボードゲームを前に二人はサイコロを振り、ゲームを始めてしまう。

☑受け取ったテーマ
 ・冒険
 ・勇気
 ・立ち向かう力

☑こんな人におすすめ
 ・ハラハラドキドキしたい人
 ・SF/アクション映画が好きな人
 ・ガチガチのアクションより気軽に見れるものがいい人

 コメディSFアクション系の楽しんで見れる映画です。ジャンルとしては先述の通り、面白要素が詰まった映画と言えるでしょう。1995年公開で画質や演出にはやはり年代を感じますが、それを気にさせない怒涛の展開の盛り合わせです。
 洋画が好きでアクションが好きな人、チープな(当時の技術ではきっと十二分)CGに抵抗がない人にはおすすめです。

☑作品の特徴
 絵本が原作のようです。大人から子供まで楽しめる内容で非常に見ていて飽きさせない展開でした。笑いあり、アツい協力ありの少年漫画としてもありそうなストーリーに映画館でみなかったことを後悔させられました。

☑感想
 洋画はあまり得意ではありませんが、世界観に飲み込まれてしまいました。双六から展開される奇想天外な現象の詰め合わせ。突拍子もないイベントが続きますが、双六ならではの内容で違和感なく見ることができます。映画冒頭、1869年の森の中、二人の少年が焦った様子で謎の箱を土に埋める場面から始まります。伏線回収もわかりやすく、深く考えずに見ても時系列のつながりを理解することができ、そういう意味ではストレスフリーな映画です。

 笑い、アクション、非常によいバランスの取れた作品だったと思います。ジュマンジへ向かう4人のプレイヤーの団結、勇気。彼らの信頼関係が気づかれていく様子も心打たれる要素です。

 アクション映画ならではの爆破、スタントには目を奪われ、次々に展開されていくジュマンジの試練にさらに世界観に引き込まれていく。中盤からの目まぐるしい展開には圧倒されました。ここのところ私があまり波のない映画を見ていたというのもありますが、それにしても面白い。アメリカっぽさ前回のコメディアクション。

 作品の最後、続編を暗示するシーンが現れます。本作品は全3部作。非常に続きが気になるところ。続けてジュマンジ2(ウェルカム・トゥ・ジャングル)を見てこようと思います。

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