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沖田修一【さかなのこ】|のん と さかなクンで最強

2022|日本映画|139分

魚をはじめとする水棲生物が大好きなミー坊が「お魚さんの博士」を目指して奮闘する。幼馴染みのモモコやヒヨと再会し、イラストを描いたり、テレビに出演するなどして有名になっていく姿を描く。
これは、さかなクンの半生を描いた初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を原作とし、主人公・ミー坊がさかなクンに成長するまでの過程を描いた映画です。
「男か女かはどっちでもいい」というキャッチコピーが映画の冒頭で入るのですが、さかなクンである主人公のミー坊を女優・のんが演じています。

Wikipedia

■さかなクンが好き

さかなクンが好きでない人などいるのだろうか。
いや、実際のさかなクンと会ったわけではないけれど。
メディアに出ているさかなクンを好きでない人がいるのだろうか、と私は思ってしまう。
それほど、私はさかなクンが、すぎょく好きである。
だから、この映画のことを配信で知ったその時、夜遅くにも関わらず課金して観初めてしまったのだ。

■のんという生き物

女優・のんの演技を好きでない人などいるのでしょうか。
のんが出演しているだけで、観てみたくなるほど、私はのんの演技が好きです。
あの演技には自分というものが入っていないのでしょうか。
瞳の奥にまるで大きな空洞を見るような奇妙な気分になります。
語弊を恐れずにいうと、神仏のような神々しさすら感じます。
のんは、のんという生き物なのでしょう、と考えるとしっくりきます。

■80年代、あの頃の質感

80年代の質感がみなぎっています。
不良たちも、小学生も、お茶の間も、ひなびた漁港も、80年代ルックに演出されています。
80年代に少年だった私としては、とても心地いいです。 

■予告編

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