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Turingで「We Overtake Tesla」すると誓った話

こんにちは。Turing HRの立石です。2023年3月より完全自動運転EVの開発を行うTuringに入社しました。

試用期間なるものも終わり、採用活動も急アクセルを踏んでいるこのタイミングで、初心を忘れないために書いてみます。これからTuringで働くかもしれない人、考えている人に知ってもらえたら嬉しいです。


これまでやってきたこと

新卒で医療機器メーカーで営業職を経験し、2016年9月からパーソルキャリア(旧インテリジェンス)に転職。

パーソルキャリアでは6年半ほど過ごし、求人メディアの営業職、求人メディア・広告を作るプランナー・ディレクター・ライター、2020年から2年ほど新規事業立ち上げを経験しました。

製造業界での工場立ち上げに伴う年間数百名採用や、数年で100名以上のエンジニアを支援するなど、業界職種を問わずさまざまな採用を支援してきました。営業だけでなく広告のプランナー~ライターを経験し、多面的に採用に向き合えたのは貴重な機会でした。

採用支援と並行して社内の新規事業開発Drit(リクルートでいうNew Ringに似たもの)に挑戦し、第二期では900件の起案から採択案件2件に選ばれました。

※Dritはパーソルグループ全体で新規事業を生み出そうというプロジェクトです。起案を数カ月かけて起案をガッツリ事業化します。

事業化に向けて役員の岩田さんに隔週で事業計画やPLに対してフィードバックいただいた数ヶ月間は貴重でした。自身の視座やあり方が大きく変容した機会だったと思います。Dritでメンターをしてくださった山崎さんには今でも感謝の気持ちがありますし、コトに向き合うスタンスや熱量のベースが広がったのは当時の経験が大きいと思っています。パーソルキャリアは間違いなく自身のキャリアの土台を作ってくれた会社です。非常に感謝しています。

新規事業経験以降で生まれたモヤモヤ

新規事業立ち上げに一区切りついた段階で、副業を通じて2年、約10社ほどのスタートアップや中小企業で働きました。多様な環境で職種にとらわれない仕事を経験し、HRPR機能の立ち上げや事業開発、メディアの副編集長など身に余る経験もさせていただきました。社員5名ほどの組織が業務委託含め40人近くにスケールする過程の採用や、ゼロから部門を立ち上げて経営陣とさまざまな検証をしたりと貴重で楽しい経験ができていたと思います。

当時は正社員をしつつ、副業でさまざまな経験をしてました。一定の満足感は得ていた一方で、少しモヤモヤしていた部分がありました。

新規事業立ち上げをする最中は、働く時間の面やそのミッションの重要度の面でも非常にハードでした。当時子どもが生まれたばかりということもあって、パートナーもハードだったと思います。大変な中でも必死にサポートしてくれる家族には今も頭が上がりません。

ただ、ハードな環境な中でも強いやりがいを感じていました。その理由は「事業を形にし、社会に新しい仕組みや価値観を作っていくことで、子どもたちの生きる世界を少しでもよくできるかもしれない」と思っていたからです。

子どもが生まれたことで次の時代の日本を考えることがあり「子どもが大きくなった時の日本はどんな風になるんだろうか?」と考えていました。

振り返ってみると、私の小中学生時代の教科書には貿易摩擦という言葉が記載されており、父や祖父の世代の人たちが世界と戦い勝っていた事実がありました。それによって世界で戦う日本というイメージが私の中にあり、自身のアイデンティティ構築に何かしらの影響を与えていと思います。

一方で、現在の日本はファクトとして時価総額ランキングのTOPランキングには名前がなく、「世界に誇れる産業を次世代に残していけるか」という問いに対しては明るい回答がしづらい状況です。

「強い日本、世界で戦う日本というイメージを子どもたちに感じさせてあげることができないかもしれない。それってかなり寂しいことではないか?自分が先代のビジネスパーソンに与えてもらったものを後世に紡いでいけなくて満足に死ねるだろうか」そんなことを思っていました。

We overtake Teslaという言葉との出会い

そんなモヤモヤを感じていた中である日、We Overtake Teslaという具体的かつ力強いタグラインを目にしました。

「Teslaという言葉をミッションに組み込んでいる会社?」「スタートアップから完成車メーカー?」など、当時の自分の感性がバリバリに揺さぶられ衝撃を受けたことを覚えています。

そこから山本一成さんにDMを送り、翌週にはオフィスで話を聞きました。創業の背景やTuringで何を成そうとしているか、採用における思想や価値観などさまざまな話をしたと思います。半年近くの副業期間を経て一人目HRとしてジョインしたのですが、入社を決意したのは下記のような思いを持てたからです。

  • 時価総額100兆円以上の企業になることを志しており、ポテンシャルの高さを感じたこと

  • 大成功するか潰れるかのどちらかと経営陣・メンバーが腹をくくり大胆な挑戦を繰り返していること

  • 完全自動運転という誰も答えのない問題に真っ直ぐ向かうピュアで強いメンバーが揃っていること

  • Turingで挑戦する日々は自分が誇る生き様ができる環境だと心から思えたこと

私がTuringを知った当時は正社員数は10名以下、柏の葉キャンパスオフィスには広々とした空間に机が少し並んでいる状況でした。

山本さんが「We Overtake Teslaって果てしない目標だよね。でも、そういうことを言う人が日本にいないのって寂しくない?誰もやらないならやっちゃおうって思ったんだよね」と言っていたことを昨日のように覚えています。めっちゃ青臭い話かもしれないけど、こういうピュアな思いを心の一丁目一番地にして仕事ができるのってめっちゃ幸せなことです。

何をしてきたか?何をしていくのか

Turingに関わってからはHRという枠にとらわれず、事業開発や経営企画などさまざまなことをやりました。

HR機能の立ち上げ
採用計画・戦略の整理
採用オペレーションを整理
採用媒体の立ち上げ・運用
SNS広告の企画・運用
採用イベントの企画・運用
エージェントリレーションの構築
採用広報の企画から執筆
事業開発や経営企画業務
アライアンス先やパートナーの開拓
オフィス移転プロジェクトのサポート

ここでは書ききれないものもあり、たくさんの挑戦と経験ができました!

関わった当時は、Turingの自動車開発機能や組織の立ち上げを行っていたタイミングでした。AI・ソフトウェア認知が強い組織で、自動車業界出身エンジニアを獲得する方法は手探り状態。広報や採用広報、採用広告などさまざまなアプローチを行ったことを覚えています。現在、ゼロベースから立ち上げた車両開発チームは2023年7月には7名のチームになりましたが、新しい組織機能を立ち上げる経験を積めたのはHRとして貴重なものでした。

数カ月で倍の組織になりました。めっちゃ人が増えました。

Turingは「なんでもやるやつがえらい」という考えがあります。役割や仕事の範囲を狭めず、挑戦することを大事にしている組織です。私もできることには積極的に手を挙げ、どんどんコトを前に進めていきました。そのおかげで会社を多角的な視点で見ることができ、採用においても大きな効果を得ることができています。何よりいろんな仕事ができるの楽しいです。「なんでもやる」はめっちゃ大事。

この1年半で組織を100名規模にします

7月現在、社員数は40名を越えました。完成車メーカーになるためのマイルストーンも明確になりこれから急ピッチでいろんな組織を立ち上げていきます。来年末までに社員数を100名以上にすることが決まり、AI・ソフトウェア・ハードウェア・Biz・Corpのさまざまな人員を採用していく予定です。これまでの採用以上に高い目線と強いこだわりを持って仲間集めをしていきます。(最高の組織を作るために、採用には一切妥協しません)

今後立ち上げる予定の組織だけでも10個以上あり、数年後に工場獲得・量産車両販売ともなれば社員数は数千名規模となるでしょう。会社が非連続的に成長していくためには、あらゆる手段で組織の機能を拡張していく力が求められます。

試作・量産とフェーズが変われば、必要な組織機能も大きく変化します。規模やスケールが大きく、魂が震えますね。

最初は手探りだった未来の組織図や開発戦略も解像度がどんどん高まり、必要な人材も明確になりました。トヨタが7万人、ホンダが3.4万人、日産が2.3万人以上の社員を抱えることから、Turingも10数年後には数万人を超える組織になるポテンシャルがあります。

次の100年の自動車産業の礎となる100人の仲間を集める

そう思うとワクワクします。採用する職種の種類も人数も多いのでやるぞ🔥の気持ちです。

最後に

前職のパーソルグループのビジョンは「はたらいて、笑おう」でした。個人的にも好きな言葉ですが、転職して数カ月たった今が一番それを体現できている気がします。(前職でもそう思っていたけど)これからもTuringの挑戦は続いていきますが、いつまでもそのスタンスを貫き続けていきます。

最後にお決まりですが、Turingについて気になった方はぜひぜひご応募ください!カジュアル面談やオフィス・工場見学を行っているので遊びに来てください!

ちなみに、2人目のHRも探しています!多くのレイヤーの人材を採用するには手数がまだまだ足りません。まずは話からでも大歓迎なので少しでも気になる方はぜひ話しましょう!



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