【創作歌詞12】アオハル

アオハル

春風吹いたら思い出す 僕ら出会ったあの頃を 青いもの信じていたあの頃を
夏風邪ひいたら思い出す あの娘取り合ったあの頃を 友情守ったあの頃を

俺らバカだったよな

グッバイ青春! 俺たちは最強のバカ連合だろう? バカ笑いなら俺たちにまかせろ
グッバイ青春! もう二度と若くはなれないけれど 青春は永遠だぜ

秋桜咲いたら思い出す 奴ら蹴飛ばしたあの頃を 不良面していたあの頃を
冬星(オリオン)滲めば思い出す 俺ら誓ったあの頃を バカに煌めいていたあの頃を

俺ら若かったよな

グッバイ青春! 俺たちよ今も煌めいているかい? バカ騒ぎなら卒業したけど
グッバイ青春! 見てろよ“あの頃が懐かしい…” なんて言わせやしないぜ

グッバイ青春! 笑えよ最強のバカ連合だろう? クソ真面目なんてクソ喰らえだ
グッバイ青春! 負けんなよ俺たちがついているぜ 青春は永遠なんだぜ

グッバイ青春! 明日の朝には煌めけるはずさ 暗くならなきゃ夜は明けないのさ
グッバイ青春! さよならが別れのはずないだろ 心の底で笑い合えてるんだぜ

俺らバカだったよな
グッバイ青春!

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【歌詞エピソード】

大学最終学年の最終年度末に差し掛かり、卒論や試験、就活、袴選びなどなどでみんな落ち着かなくなっていた頃。不安がそうさせるのか、未来への期待がそうさせるのか、誰しもが浮足立っていた。私自身は、就職する気もなく未来への希望もなく、卒業後のビジョンどころか無事に卒業している自分が想像できていなかった。

そんな時に聞こえて来た男子たちのバカ騒ぎの笑い声。爆発的な笑い声の塊は、社会に守られていたこれまでを追憶するのでも、社会の一員になることを不安視するのでもなく、”現在”を楽しんでいる証だった。

そうだ、あとわずかでみんなとサヨナラなんだ。卒業で途絶えてしまう人もいるかも知れない。でも”現在”は、みんないる。みんなここにいて、一緒に笑えて、一緒に悩んで、一緒にバカやってられる。過去も未来もいつだって、”現在”を楽しまなきゃ意味ないよな。

そんな風に思って書いた歌詞。バカバカ書いているけど、私は、バカやアホは明るい世界を意味するすてきな言葉だと思っているので悪い意味ではないです。悪い意味のバカを表現するときは○○○や×××などさらにトゲった言葉を使うので…(いや、使っちゃダメなんだけど(゜゜;))


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