見出し画像

噛まないで飲みこんじゃう

老若男女問わず「よく噛む」というのが
栄養状態改善の一番の伸びしろだなーと思う今日この頃

先日のクライアントさんはお子様の
「ほとんど噛まずに飲み込んでしまう」
ことが気になっている様子でした

食べ物を口に入れるとまず飲み込めるか試して
無理そうだったら飲み込める大きさまで噛んで
直ぐ飲み込んでしまうとのこと

食欲はあるけれど
毎日5~10回吐きもどしているのもちょっと
気になっているそう

検診では小さい子ではよくあること
と言われたそうです

さて、今回は食事の提案とは別に脳と心理からの
アプローチについて考えてみました

期待と信頼

テストで良い点を取ってほしい
かけっこで一番になってほしい
これは大人の「期待」

「信頼」とは全部を受け入れるということ
この子はきっと大丈夫
という気持ちで接することで
その子は自分の能力を発揮し始めます
親が子どもを信頼するだけで、それは伝わります
ノンバーバルでも伝わるんです

みなさんも子どもの頃に経験しませんでしたか?
周りの大人の言動が
重荷だったり
勇気づけられたり
それはどんなシチュエーションでしたか?
「期待」と「信頼」のどちらだったと思いますか?

子どもと接するときに
それは「期待」なのか「信頼」なのか
ちょっと立ち止まってみてください
そして自分が逆の立場(こども)だったら
どんな言葉や態度がうれしいのか
どんな気持ちで見守ってほしいか

前提条件

物事は自分が思った通りになります

うまくできると思うからできる
やろうと思うと
脳はそのために必要な情報を集め始めます

きっとダメだろうと思うと
ダメになった状況をイメージし
ダメになる要因や理由を探し出します

これは脳のRASというフィルター機能が働くから
5感を通して脳がキャッチする情報は膨大なので
すべてを記憶するとパンクしてしまいます
そのため必要かどうかを振り分けしています

つまりこの機能をうまく活かすと
やりたいことを実現できるんです

言葉の詳細がわからなくても伝わっている

子どもを「信頼」し
きっとこの子はできるようになるという
「前提条件」を持つ
そうすると自然に口から出る言葉も
態度も変わってきます
もしお子さんが小さくて
言葉の意味が正確に伝わらなくても
その気持ちは伝わっています

そしてあなたの脳は、
子どもができるようになるために
自分に何ができるのか
情報収集を始め、行動を始めるんです

人の一番根っこのパーソナリティーは
生後3ヶ月までに決まるそうです
お子さんの最初の心のメガネは
環境や周囲の人間の言葉や心境が
大きく反映されているんです

うちの子がつかまり立ち始めた頃に
書類を書いていた私のペンを横取りして
何か描き始めました
描くのが好きなのかな、と思って
紙といろいろな筆記用具を用意しました
細かいものを描きたいようで
色鉛筆など先の細いものを好みました
危ないかなーと思ったけれど
上手に使っているので見守ることに
あんまりたくさん描くので
旦那さんが職場からたくさんの裏紙を
もらってきてくれました
毎日何十枚も描いてました
描きながら寝てる時もありました
今でも絵を描くのが好きで
毎日描いています
絵で表彰されたり
イラストが掲載されたり
そんな時もうれしそうですが
一番うれしそうなのは
自分が気に入った絵を描けた時のようで
「これ見てー!」と見せに来ます
斬新的な絵が多いので答えに困りますが(笑)

私が描いた丸の中に目と鼻と口を描くという遊び…毎日何十枚も付き合わされました(笑)
朝起きて最初にするのはお絵描き
目を離すと…寝てる
2歳の時に裏紙に描いた「お父さん」
お父さんはこれを通勤カバンに入れて持ち歩いていました

以前は私も
「宿題終わってから、絵を描いたら?」
なんて声をかけていたんですが
それをやめました
きっとこの子は自分で必要だと思った勉強をする!
と信じることにしました
口には出しません

今では宿題が終わっていないと
朝5時にタイマーかけて朝勉強したり
自分なりのやり方を見つけているようです

栄養カウンセリング、セミナー講師など
お問い合わせはこちらまで
e-koabe@silver.plala.or.jp








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?