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作家性ドリブン:未踏の地を目指すための考え方の装備



 先に言っておくと私は文章術もライティングも体系的に学んだことがないです。「結論は先に言う」など、ある程度の一般論や細々とした注意点を知っているだけで、技術的なことをあまり言語化したことがないですが、PREP法やSDS法など、日常的にそれを活用している文章を目にするのせいか、私も無意識に使ってる気はします。

 しかしながら、去年の7/29にnoteを始めてから約週1のペースで記事投稿をして、今回の記事で52回目の記事となるのですが、昨日時点でフォロワー数は3800人超となるので、読まれるnoteについては自信があります。


 自分はコンテンツを作るにあたり、作家性をかなり意識しています。まあ私自身が作家でありたいという願望もあるのですが、そもそも作家性はその人独自のテーマや文体やストーリー展開の総称で、これを持っているかどうかで認知度が変わってきます。言い換えれば、特徴は誰が見てもハッキリしている方が覚えられやすいです。


 じゃあ、その作家性を開花させる方法はあるのか?という話になりますが、作家性とはその人の人生そのものに由来する感じ方なので、誰もが何かしらの作家性を持っているとも言えます。

 人生とは本人の努力、他人との関係性、選択による当たり・外れの集積であり、また地理的・遺伝的な背景も含みます。独特な生き方をすれば、作家性も独特なものになる可能性もありますが、それが大衆にウケるかどうかはまた別問題です。人に興味を持ってもらえるかどうかは客観性を持ってコンテンツを作れるかどうか、という問題に凝縮されます。

 客観性の"一部"は整理されたデータベースに由来します。世にウケているものの優劣や動かしようのない事実が、自分の趣味嗜好とは別に頭に入ってるかどうかが重要です。小説・漫画・映画のオールタイムベスト、色んな売上ランキング、アイディアの系譜、やっていいこと悪いこと、科学的な事実など、これらが頭に入ってるかどうか、それが客観性を形成します。

 また、これらのデータベースは表現にも関わってきます。表現とは作品を志向しますが、作品は内容の長さごとでジャンルが分類され、商品として流通します。そして、商品となる前の空白を埋めるには情報が必要で、それは自身の頭にあるデータベースから引っ張り出して、つぎはぎして埋めていきます。

 作品をつくる際に重要なのは表現したい像を持つことです。表現したい像を持つと、頭のデータベースが方法を取り出してくれます。

・表現したい像を持つ→表現する方法が思い浮かぶ

 これは言い換えると、

・目的地設定→ルート設定

 となります。


 ルート設定についてはどれだけの道を知ってるかという話となり、ナビ(脳)がその道を知ってるかどうかという話になります。

 単なる地図上の道は線ですが、実際にその道を歩くと色んなものを発見しますよね。それはその時の年齢や知識によって発見するもの、発見した時の感情が異なります。そこに作家性と呼ばれる"細かさ"が生じる契機があります。




月曜の予告つぶやき。


 月曜に上記のつぶやきをしてからライティングについて考えてみましたが、結局何書けばいいのかよく分からなかったので、このまま作家性についてもっと踏み込むことにしました。

 ここから先は有料となります(・ω<)。先週の土曜にほとんど同じ内容の記事を上げて、一旦引っ込めてますが、ここから先は先週書かなかった未出の内容となります。




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