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高校野球シミュレーション【栄冠にゃいん2020】での最強チーム育成方法

はじめに

AndroidとWindow向けのドラマティック高校野球シミュレーションゲーム
【栄冠にゃいん2020】の開発者のkojiです。

栄冠にゃいんとは、幼い頃から野球ゲーム大好きだった私が、自分が一番楽しいと思うコンセプトで開発した高校野球シミュレーションです。

「野球漫画の主人公のような熱いエピソードを持つ個性的な選手の育成」
「打撃/守備/機動力のどれを重視して育成しても優劣がないバランス」
「サヨナラヒットなどは、かっこいいBGMと決め台詞で盛り上がる」

これらを実現したのが、栄冠にゃいんです。
「イップスで一塁牽制ができない天才投手」などの個性あふれる選手たちを育成し、県大会と甲子園を勝ち抜いて全国制覇を目指すゲームです。

以下の30秒の動画で雰囲気が伝わるので、観てもらえると幸いです。

難易度が高いゲームなので、ユーザーの方々は、その難易度に耐えられる優しい人ばかりです。作者の私を応援する意味も込めて、高評価してくださる人が多く、開発の励みになっています(482件での平均評価は4.9)。

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Andoroid版はダウンロードはこちらです。
Window版のダウンロードはこちらです。

この記事では、このゲームでの最強チームの育成方法について紹介します。

現時点での最強チームとは

このゲームには「ユーザー甲子園」という機能があって、夏の大会が終了して3年生が引退する直前のチームのデータを最大8個まで保存できます。

そうして各ユーザーが作ったチーム同士でトーナメントを行うという「ユーザー甲子園 公式大会」を開催する予定です。
(2021/10/15まで登録募集中で、現在200人以上が登録してくれました!)
ユーザー甲子園 公式大会の詳細はこちら

2021/9/11時点での最強チームは、Rougue監督のフリーゲーム部 というチームです。チームの総合力17.0で2位以下を大きく引き離しています。

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実は、このチームがどういうチームなのかは、Twitter上の こちらのツイート で公開されています。
そして、このチームの選手の編成は、なんと作者の私が作ろうとしていた最強チームの構想([守備職人]を中心とした守りのチーム)とかなり近いものでした。
たぶん、そうとう分析して作ったチームだと思います。凄いです。

こちらが、上記のツイート時点でのデータです。
全部の能力が、枠からはみ出すほどの強さです。

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ということで、このような最強チームを作るためのポイントを、以降で紹介します。

2022年1月 追記
以降で紹介するのは、Ver1.6.3時点での育成方法です。
Ver1.7.0で大幅なバランス調整をして、本稿の攻略方法のいくつかは有効でなくなりました。
なので、以下の記事の方が参考になると思います。

最強にする世代を決める

最強チームを作るには、まず最強にする世代をあらかじめ決めましょう。
その世代を1年生のうちから、どんどん試合に出して経験値を稼ぐのです。最強にする世代として人気が高いのは、天才2人がいる黄金世代ですね。

ポイントは、最強にする世代の、1つ上の先輩も凄く強いことです。
そうでないと、最強にする世代を1年生から使う余裕がないんですよ。
最強にする世代の1つ上の世代が、1年の頃から4人くらい野手のスタメンとして試合の経験値を獲得して強くなっていると、いい感じです。

オールGの育成方針

最強チームを作る上で、大きな差が生まれるのは、オールGをどれだけ成長させたかです。

選手は以下の4つのタイプに分かれますが、オールGが最も成長が早いです。
・天才型:初期能力は高い、成長速度は普通
・普通型:初期能力は普通、成長速度は普通
・努力型:初期能力は低い、成長速度は速い(普通型の約1.7倍)
オールG:初期能力オールG、成長速度はめちゃ速い(普通型の約2.2倍)

なので、チームの総合力を高めるためには、試合での経験値をオールGがたくさん獲得することが最も効率的なんです。
例えば、天才型や普通型が試合の経験値で能力が1上がる間に、オールGは同じ経験値で能力が2上がるんです。

だから強いチームを作るには、オールGを1年の夏から試合に出し続けて経験値を多く獲得させましょう。

ただ、試合の経験値は、試合で活躍しないと多くもらえないため、オールGの経験値は序盤は多く獲得できません。
そこで、オールGを投手にするのも有りです

投手の経験値は、どれだけ点を取られても、アウトにした数で決まります。
そのため、1年の夏から格下相手にオールGを先発投手にして、スタミナ0%になっても投げさせ続けます
どれだけ点をとられても取り返すという戦い方をすれば、1年生のオールGでも試合で多くの経験値を獲得できます。
そしてサブポジを付けておけば、降板後に一塁手などに残して野手としての経験値を稼ぐこともできます。

この手法で育成する方針は2通りあります。

1つは、投手なんだけど、メインの練習で野手練習を行う方針です。
投手練習は自主練習として任せるだけでも、[直球+制球]または[変化球+制球]がSまで上がるので、短いイニングを任せられる投手として使えます。
[最終回○]があるといいですね(ちなみに、名門でオールGが投手として入学してきた時は、[回復○]か[最終回○]を持っています)。
つまり、基本は野手だけど、短いイニングで投手もできるという選手です。

もう1つは、メインの練習で投手練習を行い、エースにする方針です。
直球か変化球のどちらかに特化させて育てれば、かなり強いです。
Ver1.5.5以降はオールGが投手にコンバートすると必ず[回復○]になります。
現時点での最強チーム「フリーゲーム部」は、この方法で、3年生のオールGをエース投手にしています。

努力型を育てる

努力型は、オールGほどではありませんが普通型の約1.7倍の成長速度なので、こちらも試合の経験値を多く獲得させることで、チームの総合力が効率的に上がります
(Ver1.4.3で調整が入って、努力型が強くなりました)

なので、最強にする世代は、1年の秋から余裕がある試合では、できるだけ努力型の選手を試合に出したいです。

あと、そうそう、ゲーム中で[報]ボタンから不具合を報告してくれたり、Twitterと連携してプレイデータを送ってくれたりすると、にゃいんポイント(NP)が溜まってアイテムがもらえるんですよ。
そのアイテムの中に[努力型をたくさんスカウト]というアイテムがあるので、それを使えば、普通型より努力型の方が多く入学してくるのでおすすめです。

引き分けて経験値を稼ぐ

学校の評判が「名門」の場合、「強豪」か「名門」の相手と1回ずつ引き分けることで経験値を余分に獲得できます(同じ相手と2回 引き分けても経験値はもらえません)。

Ver1.5.4で [引き分け狙い]モードが搭載されて、引き分けしやすくなりました。図のように、自動的に同点を維持しようとしてくれます。

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負けてしまうリスクはありますが、最強チームを作るために、引き分け狙いも有効です。

負けるリスクを少なくするには、守備力がめっちゃ高い方が良いです。
ただ、守備力高くても、本塁打を打たれる事はあって、それは事故だと思って諦めるしかないんです。ただ、変化球重視の投手より、直球重視の投手の方が本塁打を打たれにくい特性があります。
(被OPSは同程度なので、その分、変化球重視の方が被打率は低いです)
なので、本塁打を打たれにくいように、直球重視で投手を育成+一塁手以外は守備力S以上+守備力40以上が1人、みたいな感じだと、わりと安定する印象です。

スカウトアイテムはどう使うのか

最強にする世代の入学前に、スカウトアイテムをどう使うと良いか、その必勝法を説明します。

話を簡単にするために、最強にする世代は、エピソード選手が入ってくる黄金世代と仮定します。
(黄金世代には、2回に1回、エピソード選手が入ってきます)

スカウトアイテムは、以下の5種類をいっぺんに使ってください
・普通型と努力型をスカウト
・オールGをスカウト
・天才選手をスカウト
・エピソード選手をスカウト
・努力型をたくさんスカウト

これで新入生9人のうち、以下5人のタイプを指定できます。
・エピソード選手のタイプ
・通常の天才のタイプ
・オールGのタイプ
・普通型1人のタイプ
・努力型1人のタイプ

現時点の最強チームに勝つためには

最後に、現時点での最強チーム「フリーゲーム部」があまりにも強すぎるので、ユーザー甲子園 公式大会で、このチームに勝つには、どんなチームにすればいいのか、私のアイデアを紹介します。

はっきり言って、フリーゲーム部のエース(3年オールG)が強すぎます。
直球31、制球24、スタミナ18で[回復○]です。
3点差以上のリードを取られると、ミートとパワーの平均19以下の選手に対してはボール球を投げない省エネ投球をしてきます
なので、下手をすると決勝まで、このエース1人で完投してしまうかもしれません。
この投手は直球31もあるので、この投手から本塁打を打てる可能性は、かなり低いです(パワー特化の天才かオールG以外はかなり厳しい)。

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しかし、ヒットを連打するのも厳しいです。
下図は、フリーゲーム部の野手能力です。この守備力をご覧ください。
特に、守備職人の守備力49はヤバイです。

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この守備力49の守備職人がセンターにいるため、下手をすると走力Sの打者でもセンターゴロになります
このチームでCPUと試合をすると、1試合の27個のアウトのうち、センターフライとセンターゴロが3分1を占めるとかが起きます。

あと、オールGのエースの野手能力が、[智力+ミート]タイプで四球狙いをしてくるので、こっちの投手のスタミナがゴリゴリに削られます。

しかし、わずかながら弱点が2つあります。
1つは、打撃力がそこまで強くなくて、スタメンにパワーSが一人もいないことです。
もう1つは、エースを降板させれば、[守備職人]が投手に回るので、センターゴロの心配がなくなってヒットの可能性が上がることです。

その弱点をついて、攻略するアイデアを3つ思いつきました。

アイデア①:守備特化チーム+代打の神
フリーゲーム部には、パワーSがいないので、めっちゃ守備力に特化したチームをつくれば、0 - 0 で終盤までいけるかもしれません。
そうすれば、9回表に、代打の神で勝ち越し本塁打を打って、1 - 0 で勝利できるかもしれません。
(ちなみに、フリーゲーム部は第1シードなので、必ず後攻になります)

アイデア②:相手のエースをスタミナ切れにさせる
[智力+ミート]タイプのオールGや、智力特化の天才など、四球狙いができる選手をチームに2人以上作ります。
そうすれば、相手のエースを降板させて、終盤に逆転のチャンスが来るかもしれません。

アイデア③:機動力特化型で内野安打と盗塁で得点する
本塁打も駄目、外野へのヒットも駄目なら、内野安打を狙うという戦略です。
走力55くらいの3年の天才とオールGなら、たぶんセーフティバントで内野安打が狙えるんじゃないかと思います。
その走力で、三塁まで盗塁した後、次の打者がボールを転がしさえすれば、得点できます。
それで9回までに2、3点を入れて、その得点を守りきれば、勝てるかもしれません。

まとめ

栄冠にゃいん2020の最強チームの育成方法について紹介しました。
ちなみに、第1回 公式大会の後に、バランス調整する予定なので、その際には、有効な育成方法が変わると思います。

他にも、こんな育成方法があるよ、とかがあれば、noteのコメントやTwitterのDMやゲーム内の[報]ボタンなどで教えてくれると嬉しいです。

開発者の私は、ユーザー甲子園 公式大会で、自分が作ったチームで、ユーザーの皆さんと対戦するのを目標にここまでゲームを開発してきました。
なので、私自身も、自分が考える最強チームでエントリーする予定で、とても楽しみです。

ユーザーの皆さんには、これからも栄冠にゃいんを楽しんでもらえるように、今後もバージョンアップを頑張ろうと思います。

2022年1月 追記
Ver1.7.0で大幅なバランス調整があったので、それを踏まえた最強チームの育成方法のヒントを以下の記事で公開しています。


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