絵本と言葉が伝えるもの。
昔、子供によく寝る前に絵本を読んであげていた。布団の中で読む絵本はとても気持がいい。あの頃、もしかしたら、子供たちよりも私の方が、絵本が好きだったかもしれない。
私は絵本のあの素直で単純なところが好きだ。そのシンプルな文と絵から思うままに、自由に喜び悲しみを感じることができる。
例えば「私はおかあさんがすき」という文だったとする。
好きと言う言葉の中には”どんなふうに好きなのか?”どのくらい好きなのか?”また”なぜ好きなのか?”お父さんはどうなのか?” ”昔から好きなの