冬の五箇山と防火訓練。
一度撮りに行って楽しいと思った祭りやイベントは、Googleのカレンダーに追加して年間のスケジュールに入れています。行って後悔するよりも行かなくて後悔する方が多いので、本来なら撮影の予定は増える一方なのですが（笑）、今年も未確定なものが多いです。世の中の状況がどうなっていくかもわからないので、目の前の撮影機会を大事にしたいと思います。
今回は富山県南砺市にある世界遺産「五箇山」（相倉合掌造り集落）で開催された防火訓練へ行ってきました。南砺市では毎年「文化財防火デー」（1月26日）に合わせて防火訓練が行われ、一般の人も消化活動の様子を見ることができます。以前、写真仲間に誘っていただき撮りに行ったことをキッカケに僕の中でも年間行事となりました。
防火訓練は9時頃から始まります。能登からだと五箇山までどうしても2時間30分くらいかかるので、久しぶりに早起きしました（笑）道中、雪道や凍結などが心配でしたが、無事五箇山に到着。石川県内の雪はだいぶ溶けてきましたが、富山県に入るとまだ雪が多く残っているところが多く、先日の寒波がどれだけ大変だったのか物語っていました。
ちなみに訓練自体は開始してから約20分間です。"写真で伝える"ということを考えれば、展望台あたりから全体を撮りたいのですが、撮れ高が限られてしまいそうなので、僕は現場派です（笑）集落と放水全体がわかるような写真は憧れなので、また来年以降にチャレンジしたいと思います。
訓練ではありますが、本番さながらの緊張感があります。僕自身3回目の撮影で、カッコイイシーンをどう切り取るかを毎回考えています。昨年は雪のない五箇山での訓練だったので、今回は雪や濃霧が良い演出をしてくれました。
今年初めての五箇山でしたが、早起きして良かったです。短い時間の中にたくさんのシーンがあって、とても楽しい時間でした。消防団の皆様も寒い中お疲れ様でした。
1月は今回が最後のイベントだったので、また天気と時間を見ながら金沢を撮ってまわろうと思っています。
雪国の防火訓練 pic.twitter.com/Kjr6UxldI8
— 吉岡栄一 Eiichi Yoshioka (@EiichiYoshioka) January 23, 2021
それでは。
吉岡 栄一 Eiichi Yoshioka
Instagram：＠tsukinoto
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