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金沢で雪を待ってみる。

「ついに初雪〜!」と思っていたら、僕が拠点としている石川県の奥能登では一気に雪が積もりました。雪の写真を撮ることは好きですが、移動が多い僕にとっては車の運転が心配です。早速雪道でスタックしている車を見ると「明日は我が身」と思い、気を引き締める日々を送っています。

ということで(笑)、週間予報で雪マークが出てから「どこへ撮りに行こう」とソワソワしていたわけですが、いざ金沢へ撮りに行ってみても、まだ霙(みぞれ)にしか遭遇できておりません。能登からの道中は雪が強く降っていても、金沢に近づくとやんできてしまうのです。もちろんGPVとか雨雲レーダーとかも見てますが、金沢で満足いく雪の写真を撮れるのはまだ先になりそうです・・


それでもやはり冬の金沢は良いですね。悪天が続いた影響もあってか、先月より人手が少なくなったように感じますが、ひがし茶屋街は観光客で賑わっていました。

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今年は祭りがなかったこともあって、本当にたくさん金沢で写真を撮りました。特に雨が降っている日は、ひがし茶屋街や主計町茶屋街で撮ることが多く、何度も何度も同じ場所で撮っています。

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これだけ撮っていてどうして飽きないかというと(笑)、毎回変化があるからだと思います。街は生き物と言いますが、茶屋街へ訪れる観光客によって、日常に変化が生まれているのです。

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そして、もっと良い写真が撮れるのではないかという自分自身への追求もあります。例えば、ひがし茶屋街で芸妓さんを見かけたときは、本当にテンションが上がるのです。少しでも良いシチュエーションに遭遇できないか、いつも期待する気持ちでいっぱいです。

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次に、冬の金沢を撮るべく「長町武家屋敷跡」にも行ってきました。こちらは茶屋街と比べると人手は少なかったです(時間帯や天候にもよるかもしれません)。

昔ながらの景観が維持されている長町武家屋敷跡は金沢らしい趣のある場所で、冬の時期は土塀の薦掛け(こもがけ)を見ることができます(※薦掛けは、雪から土塀を保護する藁のことです)。

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兼六園などで見られる「雪吊り」同様に、薦掛けは冬の金沢を感じさせてくれる風物詩。石川県内では、薦掛けの設置・取り外しは毎年ニュースになるほどです。

この時も雪の予報を見ながら動いていたわけですが、少しだけ霙が強く降る時間帯がありました。

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期待していたのは、しんしんと降る雪だったので、また次回へお預けです。雪が降ったら懲りずにまた金沢へ撮りに行こうと思います(笑)雪化粧した金沢の街並みを早く見たい!

たくさんの人にとって、たいへんな思いをすることが多かった2020年も残りわずか。寒い日が続きますが、個人としては写真活動は悔いのない締め括りにしたいと思います。金沢近辺で一緒にスナップ行ける方いましたら、お気軽にお声かけください。

それでは。

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吉岡 栄一 Eiichi Yoshioka
Instagram:@tsukinoto
Twitter:@EiichiYoshioka
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